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強い想い(念い)を持ち、揺るぎない大義を掲げる
OUEN Japan は、コロナ禍前は年末に忘年会ならぬ”望年会”を開催していた。コロナが明けてからは、新年会ならぬ”信念会“を開催している。いずれも、200名弱の皆さんにお集まりいただいていた。OUEN Japan はNPO法人であるが、今までは実質私個人であり、人集めは私一人が行なっていた。OUEN Company の皆さん、応援団関係の友人、高校・大学の友人、社会人になってからの友人・知人等、多くの仲間たちがいるが、案内のメールを何回か出すだけでは200名の人たちは集まってきてはくださらない。
皆さん、私の人脈が広いからそれだけの人が自然体で集まってきてくださるとお思いになる人が多いが、そうではない。
水面下でアヒルの水掻きをしなければ到底200名には到達しないのだ。
来年1月25日(土)のOUEN Japan 信念会は、300名以上を想定している。皆さん、会場の広さよりも300人以上の人たちが果たして集まってくださるかをご心配していらっしゃる。
勿論、自然体ではそれは無理だろう。最近、ビジネスやプライベートで親しくしている人たちならまだしも、ちょっとご無沙汰している人たちは縁遠くなっていることもあり、何もしないで集まってきてはくださらないだろう。
だから、コツコツコツコツ、地道に"アヒルの水掻き"をしなければならないのだ。
個別メールやLINE、電話等を駆使してご参加のお願いをする。日頃のご無沙汰をお詫びしてご参加をお願いする。
それと、今までの望年会や信念会と違うところは、私が~ふるさと能登の復興、創生の応援~をこれからの後半生の全てをかけて継続していくということ。東京と能登の二拠点生活を本気になって実行するということだ。
【強い想い(念い)と揺るぎない大義】
仏教詩人、坂村真民さんのこういう詩があります。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
これを刻んだ詩碑が全国に600もあるほど、有名な詩ですが、もちろん「お願いすれば夢は叶う」という意味ではありません。むしろ今のように誰もが苦しいとき、不安や孤独を感じるとき、心の底から立ち上がる「念」の力を歌ったものだと、私は受け止めています。
「念」という字は、「今」と「心」が組み合わさってできています。過ぎた過去を悔やむのでもなく、まだ来ぬ未来を恐れるのでもなく、ただ今を精一杯生きる、それを念じることが説かれています。
花は一瞬で咲くことはありません。与えられた季節の中で、時間をかけて咲き、そして必ず散っていきます。花とは、何かの産物とか成果という意味ではなく、誰にもあるが、誰もが気づいていないような「いのちの尊さ」を指しているでしょう。花とは輝きでもあるし、またせつなさでもある。お母さんが口にしていたことばを、まるで習慣のように染み込ませ、いつ間にか称えるようになった。それは97歳まで生きた坂村真民さんの、詩人として生涯をかけた祈りでもあったのでしょう。
コロナ禍は一向に収まらず、自由に外出することもままなりません。不安やストレスでしんどい思いをされている方もあることでしょう。ここはがまんしかないのかもしれませんが、もう一度「念ずれば花ひらく」を思い出してみてください。苦難を耐えるというより、苦難をこそ気づきへの導きと感じることはできないでしょうか。
不平や愚痴ばかりに溺れるのではなく、いのちの尊さ、かけがえのなさに感謝できる、そういう日々へと思いを致したいと思います。
南無阿弥陀仏。
大義とは?
あなたが人にこう聞かれたらなんと答えますか?
政治の世界では頻繁に使われる言葉である”大義”。しかし大義とは、私たちが人と関わっていく上でも仕事をする上でも重要なことです。
ビジネスにおいて、大義は困難を乗り越えるための底力になったりもします。
経営者が会社のビジョンを実現するためにも大義が重要になります。
イベントやプロジェクトで人を巻き込んでいく上でも大義は欠かせません。
人の心を動かすか否かは、その大義にかかっています。
すなわち、大義を定義すると以下のようです。
これから実現しようとする未来に向けて、その行動の源となる正当な肯定的な(プラスの)動機。
人は大義と行動が一致しているかを無意識で判断しています。人を応援したくなる気持ちが生まれるか否かも大義と行動の一致しているか否かと大きく関係しています。
経営者やリーダーが人(社員)を巻き込んでいく時にも重要なことです。
”強い想い(念い)”を持って、これからの日本の大きな課題である過疎地の地方創生のモデルを能登につくるという大きなテーマを持って、能登を応援することだ。
そして、今までの年末年始のパーティにはない”揺るぎない大義"がある。そこには”パッション”があり、”錦の御旗”がある。
"強い想い(念い)"と"揺るぎない大義"があることが、私が人を集めることができると思う理由である。
12月は、強い想い(念い)を持ち、大義を掲げて、コツコツコツコツ、地道に、アヒルの水搔きに専念しよう。
不動院重陽博愛居士
(俗名 小林 博重)