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0歳のおうち英語は「おうち日本語」をお勧めしたい
こんにちは。
教歴15年、おうち英語7年目の村上です。
最近、noteを始めたことで「おうち英語」について振り返る時間が増えていています。今日は新たな気付きがあったので共有したいと思います。
その気付きとは:
息子が0歳のときに意識して取り組んでいたことは「おうち日本語」だったということです。
私は息子の日本語習得を大事にしたくて(母語である日本語の発達に影響が出るのが怖くて)英語を最小限にして、日本語を最大限に取り組みました。
今思えば、日本語の絵本を意識的に多く読んだり、童謡を聞かせたり、語りかけたり、知育的な取り組みが多かったように思います。
けれど、当時の私は知育をしているつもりは全くなく、「おうち英語」をするために必要な取り組みとして、日本語に力を入れていただけでした。
結果的に、幼稚園の前に行くプレスクール(親子で参加するお試し保育のようなもの)の先生には「語彙の多い子ね」と言われるまでに育ちました。
当時、寝る前に絵本を3冊読むことを習慣にしていたので(上のような定番の絵本です)、お昼寝の多い乳幼児期には、1日9冊は読み聞かせていたことになります。語彙が増えても不思議ではありません。
一方で、おうち英語の取り組みはというと、0歳では1日英語の歌3曲聞くことのみにしました。英語音声を聞き取れる「耳を残す」のが目的でした。
どのくらい聞かせればどうなるかというような実験はされていないので(というか、できないので)分かりません。ですので、さすがにこれで影響が出ることはないだろうと思える分量にしました。
■0-5歳の取り組みはこちら■
結果、英語は3歳までほとんど口にしなかったので悩みの種ではあったのですが、日本語がおかしくなるとか、遅れを感じることはありませんでした。
英語も4歳から英会話レッスンを受け始めることで、3年ほどで日常会話を身に付けられました。個人的には十分かなと思える英語力になっています。
■4-6歳の英語力の変化■
0歳でも英語接触量を増やせば、必然的に発話量が早まりますが、その分、日本語とのトレードオフは起こります。
ということで、日本語優先でおうち英語に取り組みたいとお考えの親御さんは「おうち日本語」おすすめします。
英語を母語並みにさせる必要がなければ(進学先が海外予定など)、0歳はぐっと日本語よりでも、日本語力の発達を追いかける形で英語力も伸びていきます。
特に0-3歳のお子さんをお持ちの方には、闇雲に英語に力を入れるのではなく、両言語のバランスを考えながら、時間配分を試行錯誤されると後悔することなく進められるように思います。
参考にしていただければ嬉しいです。
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