初詣は大忙し

　「このアングルかな」不思議な安心感に包まれながら、眺める境内では心が穏やか。石段を上った先には、懐かしい風景が目の前に広がります。小さい頃によく来た神社に30年ぶりくらいに初詣。


　小さい頃はただ初詣に来るだけでぐったり。大人になっても、バスを乗り継いでやって来た懐かし神社への初詣ではそれなりに疲れました。近いようで意外と遠いこの神社。


　きっと山の上にあるからでしょう。この神社には、初詣以外にも思い出が・・・。実は七五三もこの神社で済ませたのです。そしてつい最近私の幼少期の写真を、アルバムで大量に発見。


　こちらの神社での写真も、もちろん大切に保存されていました。スマホで保存も良いけど、アルバムで保存されてる写真も良いなぁ。３歳の時の私の写真は、風船片手に境内を走っている姿。まだあどけないキッズ。５歳の時の姿は、いい具合に愛らしく成長。見れば見るほどなんとまぁ利発な顔。湯治幼稚園のお遊戯会で準主役を務めていただけの事はあります。


　もう私の生写真を、どなたかにプレゼントしたいほど。おふざけはこれくらいにして、数十年前の自分と繋がれた気分。これからは毎年この神社に来ることになるかな。


　生誕の地に舞い戻ると、しばらくはこういう経験沢山出来るはず。街中のそこかしこで、メランコリーな気持ちに浸りたい。大人になった今でもやはりこの地は思い出深い大切な場所。忘れてはならないのが、アルバムの写真を３０年保存してくれてた親にも感謝。


　いつかこの地を私の子供と訪れる日が来る？なんてことも考えながら未来にも少し思いを馳せました。