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問題解決の敵は既存知識
固定観念や思い込みに気づくことは
本当に難しいです。
考えに考え尽くした結果
「よし!これで間違いない!」
と思って判断・行動したことでも
人は間違えてしまうことがあるのです。
自分ではどうやっても気づかない・・・
そもそも思い込みとはそういうものかもしれません。
かく云う私も、相当思い込みが強い方なので
いつも「大丈夫?」「本当にこれでいいの?」と、くり返し自分に問いかけるようにしています。
心にひっかかり、迷う時は、その正体が明らかになるまで考え、納得いくまで情報を集め、ストンと心に落ちるまで、迷い続けます。
専門書を漁ったり、詳しい人に聞いてみたり。
自分の思考だけでは、相当怪しいと思っているので、とにかく納得いくまで情報を集めます。
そんな中で、なんとか問題解決まで漕ぎ着けた時に、共通することがあると気づきました。
それは、今までの考え方や、やり方をやめ、やったことのない、新しいものの見方を選ぶことなのです。
例えば、「なんてひどい人なんだろう」と思う相手に対して「いや、この人のおかげでこんなに助けられた」とか。
真っ黒になった感情とは裏腹の真っ白な感情になることを探すとか。
とにかく情報を集めるうちに、これまでの見方が180度変化した時にとった行動に対して、これまでとは違う結果が導き出されてくることが多いのです。
問題解決が長引いてしまう時は、ひょっとしたら、解決を阻んでいるのは、自分のまわりの誰かのせいではなく、既に経験済みの、自分の中にある「既存知識」かもしれない、と疑うようにしています。
鶯千恭子(おうち きょうこ)
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