<公開保育レポート>1/12しらこばと幼稚園
オンライン公開保育のアーカイブ動画は下記より再生可能です。
2023年1月12日に埼玉県越谷市のしらこばと幼稚園で公開保育を実施いたしました。子どもたちが自然と学びたくなる体験型の「特別教育プログラム」をはじめ、遊びを自己選択できる環境づくりをしている園です。
「きっつ」を導入した背景は、自由の中の規律を意識し自ら考え行動できる子どもを育てるため、しらこばとで過ごした子たちが幸せになってほしいという思いで導入しました。
今回の公開保育では、年長クラスで行っている活動の様子をご覧いただきました。
「アートポン!」
「アートポン!」は、描いた絵をタブレットに取り組むと、作品が画面の中で自由に動き回るという教材です。
今回は背景を自由に設定できる「フォトテーマ」を活用し、みんなで宇宙を作りました。
自分たちが宇宙に入り込むことをイメージできるよう、顔写真が貼られた下絵を利用しています。単一の画材を使うのではなく、クレヨンやシールなども用意し、子どもたちが選択することを大切にしています。
絵が描けたらiPadで作品を取り込みます。取り込みも自分たちで行い、絵にどのような動きをさせたいかも自分で選びました。
作品を取り込んだらみんなで鑑賞タイムです。
宇宙飛行士になっていたり、宇宙人と仲良くしていたり、宇宙で野球選手やお医者さんになっている作品もありました。
お話を聞いているお友だちからも「すごいね!」「きれいだね!」などという言葉があがり、発表している子はとてもうれしそうでした。
今回のテーマは「宇宙」でしたが、11月には「将来の夢」というテーマで活動したそうです。
アートポン!は保護者のスマートフォンでも見ることができます。家庭でも作品鑑賞を楽しむことができます。
今回の活動では、はさみやクレヨンと同じように道具の一つとしてICTを活用している園児の姿を見ることができました。
また、「宇宙」という難しいテーマでしたが、先生が導入でいろいろな写真を見せてイメージを膨らませることで、子どもの発想がどんどん発展していました。
先生方の声掛けからも、子どもたちの主体性を大切にしていることがよくわかりました。
次はしらこばと幼稚園の先生による系列園の説明会です。
きっつ保育の紹介
「こころの花」ほいくえん登戸駅前ではコーナー保育できっつを楽しんでいます。タブレットを誰がいつまで使っているかを可視化しており、自由の中にも規律をしっかりと保つ工夫がされていました。
導入の経緯
“自由の中の規律を意識し自ら考え行動できる子どもを育てる”という方針を実現するために手法としてきっつ導入を決めたと語る菊地理事長。
きっつ導入の結果、先生の意識が変化したと感じているそうです。挑戦する機会をどんどん提供してあげることで、子どもたちだけでなく先生達も一緒に考え一歩踏み出して楽しむようになりました。
本日公開保育を行ってくれた高橋先生からは、子どもたちの発想から相乗効果が生まれ、きっつに遊びをどうやって取り入れるか試行錯誤するようになり成長につながったというお話がありました。
幼稚園と保育園の取り組みが違うのは?
しらこばと幼稚園では、きっつを「クラス活動」で行っています。クラス活動での意義は、「発表する」「友だちの話を聞く」など、同じ時間を共有しているからこその刺激がたくさんあることだそうです。クレヨンだけでなくシールも使っていいなど創作活動にも「選択できる余地」を入れることにより、自分で考え行動するという経験もできます。
一方、系列の「こころの花」ほいくえんでは「コーナー保育」できっつの教材を使っています。コーナー保育ではきっつがやりたい!という個々の意欲からスタートします。3歳〜5歳が同じフロアで過ごしているため、年長児が年少児に使い方を教えたり、「育ち合い」が生まれているそうです。もちろんトラブルもありますが、問題解決して成長できるチャンスととらえ、子どもに任せているとのことでした。
先生や子どもたち一人ひとりの可能性を信じ、色んな取り組みに挑戦していく菊地理事長の姿勢がとても印象的でした。
ICTを使ったきっつの体験会の実施は無料です。(交通費は別途)
機材をお持ちし、弊社スタッフが保育をします。
ご興味ある方は弊社までお問い合わせください。
03-6431-8910
株式会社スマートエデュケーション
公開保育担当 久保