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夫婦ケンカに効いた…仲良く歳をとりたいなら読むべきエーリッヒ・フロムの知恵


日常の小さなすれ違いが起こした夫婦ケンカ

先日、夫とケンカしました。

きっかけは体調不良。2人とも同時に体調不良になり、元気な大人が家にいなかったんですよね。

日常生活がどんどん滞っていく中で、2人とも余裕がなくケンカになってしまいました。


私がおちいったケンカの根本原因

そんな時に読んだのが、エーリッヒフロムの「愛するということ」という本です。


フロムはこう言っています。

愛とは技術である

エーリッヒ・フロム「愛するということ」

え?技術?

なんとなーく、「愛は、人間に元々備わっているもので、人との関わりで自然と湧き上がってくるもの」と漠然と思ってたんですが…「愛は、職人の匠の技のように努力して、少しずつ身に付けていくもの」なんだそうです。

またこうも言っています。

ケンカの裏には「相手に対する期待」や「自分自身の未熟さ」が潜んでいる

確かに、誰かに腹を立てると言う事は、その人が自分の期待通りに動かなかったから。「その人を愛しているなら、どうして自由にさせてあげないの?」てことかなぁ。

つまり、私は、人を愛する技術が足りてなかったんだ…

「愛しているなら自由にさせる」ことでケンカを減らす

フロムの言葉「愛しているなら自由にさせる」は、私にとって大きな転機となりました。彼は、

「真の愛は相手を所有しない。愛は相手が自由であることを尊重する」

エーリッヒ・フロム「愛するということ」

と語っています。ここで気づかされたのは、相手に対する支配的な期待や考えを手放すことの大切さです。

フロムの思想を取り入れ、私はケンカのたびにお互いの自由を尊重することを心がけるようになりました。彼の「愛とは、他者に向けられた積極的な行動である」という言葉を思い出すたび、家が、リビングが、私の隣が?居心地のいい空間になるように努力を一生続けなくてはいかんなぁと思います。



夫婦ケンカを乗り越えるための新たなアプローチ


フロムの「愛について」は、ただの愛の定義を超えて、人間関係全般に役立つ教えが詰まっています。彼の「愛とは他者の成長を促すものである」という言葉を最後に引用し、夫婦ケンカの解決策として「愛の技術」を実践することの重要性が伝わるといいなと思います。

「愛は行動の積み重ね」というフロムの言葉にあるように、毎日の小さな行動が私たちの愛を育ててくれます。相手に対する自由を尊重し、自分の成長も忘れないことで、大切なのかもしれません。



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志田 夏
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