見出し画像

【良い歯のために】歯だけ見ても育たない

虫歯が無くて、ガタガタじゃなければいい。
保育所や小学校、自治体の検診でも「問題無し」と言われる。

私は自分のこどもの歯について、何も問題がないと思っていました。

でも、ある日たまたま主人の友だちの歯医者さんに
5歳だった長女の歯を診てもらったら
「この子は矯正が必要」
と言われました…。

え?全然ガタガタじゃないのにどうして?

そう思っていたのですが、
キレイに生えているように見えても
乳歯と乳歯の間に隙間が無く、
顎も発達していない…との事。

隙間?顎の発達??

当時の私は無知だったため、
ちんぷんかんぷんでした…。

さらに先生から
「この子、鼻詰まりとかない?」と聞かれビックリ。

その頃、寝る時にやけに歯ぎしりやいびきの症状があり、
よく鼻詰まりもしていました。

先生曰く、
顎が発達出来ていないことで、乳歯が隙間なく生えて、
大人の歯も顎が発達していないことから
奥の方に圧迫され、それが気道などを圧迫している…と。

実際レントゲンを撮って説明を受けると
本当に大人の歯がギュウギュウに…!

実は私も小学校〜中学校で矯正をしています。
いわゆる出っ歯だったのですが、
その当時は出っ歯を戻すためには
永久歯を抜いて押さえる…という力づくな矯正しかなく
永久歯を4本抜いています。

麻酔をしてくれるものの…
永久歯を抜くあこギコギコという音と、
麻酔が切れた後の痛みなんかは
辛かったのを覚えています。

そんな辛い思いはさせたくない!と思い、
先生の言うとおり、顎顔面矯正を始めました。

すると、始めて3週間ほどで、いびきと歯軋りが
消えたんです!

そこで、本当に【顎の発達】が大切だと再認識し、
素人ながら勉強を始めました。


その歯科医院には「口育士(こういくし)」と
呼ばれる方がいらっしゃって、
顎の発達に関わるいろんな知識を教えてくださいました。

5歳の長女が矯正を始めた時に、
すでに3歳のアレっ子長男も
「この子も顎育ってないね」と言われ、
このままではダメだと、私も口育の勉強を始め、
口育士の資格も取得し、今も様々な方面から
勉強を進めています。


そう、良い歯のためには、口だけではダメなんです。

口育はマイナス1歳からという言葉もあるほど
こどもがお母さんのお腹にいる頃から
歯のため顎のためにできることもありますし、

寝返りの仕方や、ハイハイの仕方、
離乳食の始め方や食べるもの…

たくさんの要因が、良い歯に繋がっていることを知りました。

食べるものも大切で、
その中でも、小麦の摂りすぎなども一つの問題と
されています。

私が米粉パン教室をしている理由の一つとして
「米粉パンを通じて食生活を見直す」というものが
あります。

なんとなくグルテンフリーが良いとは聞くけど…
生活にグルテンが溢れすぎていて
なかなかグルテンフリー生活が続けられない…
という話もよく聞きます。

そんな方に、グルテンフリーな米粉パンを通じて
少しずつ食生活を見直していただければなと思っています。

「良い歯」は「良い発達」「良い食事」が大切です。

自分自身も完璧ではないし、
こどももまだまだ問題だらけではありますが
少しでも「本当の意味の良い歯」に意識を向けることが
大切だと思っています。

#いい歯のために

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?