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デザイナーズ家具のあるべき姿

ほろ酔い気分で街中をぶらりしていると、とても素敵な空間に出逢えました。
Vintage家具屋もやってます。
おうちです。

上部写真に載っているこの場所。
オープンスペース且つフリースペースでどなたでも自由に使用できる場所。
お金はかかりません。
休憩とかおしゃべりするのによく使われているのかな?
まぁそんな印象なとこ。
打ちっ放しのコンクリートや細部に配置された緑が豊かで間接照明で適度に照らされた空間は落ち着きを与え、作り手のセンスを感じます。

そんな空間に無造作に置かれているこちらの椅子達。

ダイヤモンドチェア

ハリー・ベルトイア デザインのダイアモンドチェア

サイドチェア

同じくサイドチェア。

金属彫刻家であったハリーがデザインしてKnoll社から世に放たれた
ワイヤーチェア。
ベルトイアは自身の家具を
「彫刻の様で、空気で出来ている。」と表現しています。
その表現のごとくまさにその通りの造りですよね。
1952年にダイヤモンドチェア、1956年にサイドチェアが発売され
70年経過した今でも製造販売されていますので洗練された完成度の高さが伺えます。

本来使われるべきしてデザイナー達にデザイン制作された家具ですが、
現代では使用というよりもフォルムの美しさからインテリアの一部として利用されるデザイナー家具といわれるものが多い気がします。
そんな中、こういったフリースペースで誰もが自由に座ることを目的とした場所に使われているのは嬉しいですよね。


Knoll

1950年代当時のヴィンテージ品ではないものの約20年前の恐らく日本製のワイヤーチェア。
今では90'sもしっかりとヴィンテージ品としての域にきていますから。
ダイヤモンドチェアは私も初めて座ってみましたが座りごこちも良く、
何より素材が鉄なのでしっかりとした造りでした。

アルコールの力+素敵な空間のおかげで楽しい1人ナイトを楽しめた日でした。

でわ、またね。

何気にサイドチェアのキッズ版はうちにもあるんです。
HPに載せてはないけどw
宜しければ覗いてください。


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