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動物さんってすごい

2021年にお空に旅立った子は11歳、2022年に旅立った子は16歳でした。
特に16歳のまめは僧帽弁閉鎖不全、腎機能障害、白内障他もろもろの病気を抱えての生活。
多分体はしんどかったろうと思います。

人も動物も年齢を重ねると体のあちこちに不具合が出てくるのは仕方のないことです。
ですが人間がまめと同じような状態になったらどうでしょう。
出来なくなったことに関心が向き、今ある症状に囚われ、未来を悲観してしまい落ち込んでしまうのではないかと思います。

ところがまめは白内障でぼやけた視界でも、呼吸の回数が増えても、耳が遠くなっても、家で1日2回の皮下点滴をしていても、いつも一生懸命に生きているように見えました。
認知機能の低下がみられるようになり、一日何時間もサークルで囲まれたスペースを時計回りにくるくる歩き続けるまめ。
そんな状況でも食事を置くと嗅覚だけを頼りに場所を把握して無心に食べる。
出来なくなったことを気にする様子もなく、出来ることを残された機能を使って精一杯生活する。『今』を生きている。
本当にすごいです!

「今」を精一杯生きること、大切にすること。
これは私が動物さんと一緒に暮らして学んだことのひとつです。


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