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文豪ストレイドッグス アニメ61話【感想】


もう私は何を書けばよいのか、なにが現実なのか分からない。もう全てが自分の幻覚としか思えないのだけど。今夜は興奮と消化のしきれなさで寝られなさそう。


そういえば、公式様が本誌を追い越してまでこの話をやりたかった理由。私当たっちゃった。本当に天人五衰編終わってしまうのね!?怒涛の展開すぎて…本当に終わると思ってあの発言したつもりじゃなかったのに。

一つずつゆっくりと感想を書いていきます。書き終わるまで私は寝られなさそう。


文ちゃん・ブラム

本当に…本当に文ちゃんのおかげで救われたよぉ。飛び降りを覚悟したときはびっくりしたけど、本当に抜けた…よかった…

ブラムの長身姿かっこいい!文ちゃんの騎士…!文ちゃん似の娘のお話はこれからなのかな?楽しみにしておこう。

今回の天人五衰編においてのMVPは文ちゃんだね!!!
文ちゃんの覚悟に乾杯!!


ムルソー

いやぁ……まじかよ………

「君では私を殺せない」
既視感ありありのこのセリフ

双黒………お前ら全部演技かよ………中也の吸血鬼化すら嘘なのかよ………
いや、確かにさ、中也が噛まれるようなヘマをするのか?とはおもっていたけどさ………じゃあ、水攻めは本当に中也に対しての嫌がらせだったのかよ!
そもそも中也がどうやってムルソーまで無事にこれたのかもよくわかっていなかったけど………
太宰がきらっきらな笑顔で出てきたとき一旦思考停止したよね。

なんでお前………生きてるの………?ってなった。
生きてるの?ってより何で無傷なの?大量出血してたよね?って感じなんだけど。

全部双黒の演技だったのなら、
「如何した?来いよ中也 へなちょこパンチで私を楽しませてみろ」
に対して殴りに行こうとしたのまじで挑発にのっちゃった感じなのねw
もはや本能

「どこ狙ってるんだよこの下手糞!」
のシーンも日頃の中也の恨みがでてたのねwww

「重力遣いを使役する資質に欠けているのでは?」
太宰はちゃーんと重力遣いを完璧に使役していたね。さすがだ

「中也目を醒ませ~運命の…」
このシーンから私は本誌感想で、

二人は互いに嫌悪しあっているが、この二人の関係というものは”こんな処”つまりドストエフスキーというささやかな存在によって壊されることはない、できない。

ということなの?っていってたんだけど本当にそうじゃん。二人の演技、ドス君に見破られなかったね。
でもドスくんが気づかないもんなのかな?あのドスくんだよ?中也は俳優ですか?

中也が太宰を撃って、「漸くだ この時を待ち望ん…」って言ったのを見ている無言の中也が

こいつこの機に及んでも死がどうたらこうたら馬鹿なこと言ってやがる青鯖が…てめぇが全部仕組んだことだろ。みたいに思ってそうwww

そんで、銃の話をしたいんだけど私衝撃から抜け出せなくて全然聞き取ってなかった………銃弾は頭蓋骨まで…?どういうことです?
ってことで調べてみました~

額のとこ、頭蓋骨の外側に血管があるね。ってことは、頭蓋骨の前にある血管を銃で撃ち抜くことで出血はするけど実はほぼ無傷だよ♡ってできるのか。つまり中也が重力操作でうまい具合に頭蓋骨までで止めたってこと?めっちゃ繊細な作業だな………でもよく考えたら異能無効可発動するやん。あれれ、何か自分聞き漏らしてるな。
そもそも額の血管に通る血だけであそこまで出血するとは思えないし、太宰が血を額に集中させた?結構浸ってたよね?

昔よくやってたってことはこれも作戦コードにあったってことよね?
それが『グッド・バイ』か………なるほどねぇ………水攻めで中也に嫌がらせをしてるなかで作戦の指示をしていたわけか……

「中也 私の作戦立案が間違っていた事は?」「糞…!」(双つの黒より)

見事なまでにドストエフスキーを完封したね。
太宰の作戦はドス君すらも超越するのね~
水攻めが殺し目的ではなく、”手を怪我させるため”だったのさすがだと思っちゃった。水攻めはカモフラージュ含めた中也への嫌がらせ。どこまでも中也に嫌がらせをしようとする太宰がほんとに好きよw

ドス君はシグマに演技で騙したけど、そんなドス君こそが演技に騙されていたわけね…

でも、ここで出てくる一つの不安。

ドス君は本当に死んだの………?

あんなに腹貫かれて、不意打ち食らったような顔して偽物なわけないだろうし、腕もげてたもんな………不安になる要素は限りなくゼロなんだけど「ドス君だからなぁ」で不安が積もる。だってラスボスはドス君だとずっと思ってたもん。「異能者のいない世界を作る」の夢はもう終わり?後継者とかいないよね?これからも警戒はしておかないとな。なんかふらっと出てきそう。それこそ、不死身だった~とかありえそうだし。
太宰は間違いなく死んだといっているがね。
ドスくんの死に顔をこの目でみたい。腕だけだと分からないんだけど!

でもドスくんの死に様あっさりしすぎてゑ?死んだの?んえ?ん?あっさりしすぎやない???とは感じたなぁ。私的には多分ドスくん死んでないでしょ。何かが起きてドスくん復活するでしょ。てかしてほしい。あんなあっさり死ぬような人物じゃないし、もっといい感じに(?)死んでほしい。

因みに、ドスくんが最後にいった言葉
「エリ エリ レマ サバクタニ」
意味)我が神、我が神、何故私を見捨てるのですか」
イエス・キリストが処刑されるときに言った言葉。

闇深い

この後双黒はシグマを拾って横浜に戻るのかな?
本当にドス君が死んでいた場合はシグマからの情報でドス君の過去編が始まったりするのかな?

シグマは探偵社員になったりする?ちょっとわくわくするなぁ!

ゴーゴリはこの先どうするのだろう。

「嗚呼その通りだ。いや、違う。いや、その通りだ」
「フョードル君と交わした言葉は決して多くない。だが、彼と会ってー時間はそれまでとは全く別の人生のように感じられる。」
「フョードル君の言う通り。自分を見失うために戦ってきた。今は…ただ」

この時、ゴーゴリは何を思い、感じ、考えたのだろう。普通に、友の死を受け止めきれずに、気持ちの消化ができていないようにしか見えない…


福地と福沢

まじでしんどい。福地………お前本当に何処までもいいやつじゃねぇかよぉ…復讐の欠片もないじゃん。ごめん。少しだけど疑ってしまって。

テロを企てた本当の理由とは
【世界から戦争を無くすこと】

全ては36年の時間の重み………

敦が燁子さんから真の目的を聞いたとき、
「その阻止は本当に正しい事なのか?」といった。

私がその立場ならきっと同じことを思うだろう。

テロを起こしたのは良くないこと。でも戦争を無くすことは?悪い事ではないと思う。じゃあどうすればいい?テロを止めなければ大勢の人が死ぬ。テロを止めても戦争が起きて大勢の人が死ぬのかもしれない。どっちも正解のようだし、間違いのようでもある。

36年間。福地にとって思い返したくもない悲劇がまた起こってしまう、という事実をたった一人で抱え込み、対策を練った。それがどれほど辛くて、しんどいものなのだろうか。想像がつかない。いや、想像なんてしてはいけない気がする。その想像は福地を冒涜する行為だと思う。

「福沢…お前なら如何する?」
福地は自分のした行動を悔んではいないけど、これで良かったのかな、という思いがあるのかな………

「福沢…戦争は何故起きる?」
「戦争の起こる訳…」
「嗚呼。嘗て戦国の世、この国では藩と藩が戦争し、殺し合っていた。だが今日県と県が殺し合う可能性があるか?」
「あり得ぬ」
「昔藩と藩は主権の異なる別の集団、即ち”彼ら”であった。だが、交流の容易な隣県は同一集団、即ち”我ら”となった。」
「戦争は”我ら”と”彼ら”の間でしか起こらない。」
「故に遠い未来。通信交通の進歩で”彼ら”は自然と”我ら”になり、放っておいても戦争は消滅するだろう。だがわしはそんなに待てぬ。一年でも早くあの戦争を、あの地獄をこの世から消し去りたい。故にわしは、人類を皆”我ら”にしようと考えた。」
「それが国家の消滅か…」
「あれはお前が金団を盗んできたときだったな。」
「お前も一緒に食ったから同罪だ。」
「卑怯者め。ほうじ茶をともに出され、抗えるか。」
「ふふふ」
「聞け源一郎。人類の統一など不可能だ。数百の国家を一夜で統合などできぬ。整合性の制約があるからだ。それに気づかぬお前ではあるまい。」
「ならば聞くが福沢、国家とは何だ。大雑把に言えば国家とは”暴力の権利を持つものだ。必要な暴力は須らく国がこれを認可する。お前たち探偵社も銃を携行しておるだろう。人類軍の総帥が大指令を使用すれば各国は国家主権の根幹を喪失する。すべての軍が人類軍貴下となれば、戦争は起こらん。」
「そのためのテロ計画か…すべては人類軍と大指令を手にするため。」
「今後世界は人類軍総帥を頂点とした超国家人類連邦を樹立する。そこまでお膳立てが揃えば、頁が効く。現実が改変され、人類は統一されて当然と誰もが思う。戦争は無くなる。永久に…!」
「源一郎。それは無理筋だ。仮に戦争がなくなっても、その先にあるのは総帥一人による独裁だ。そして歴史が証するように、独裁は必ず腐敗する。」
「そうだ。だからお前にアレを使わせる必要があった。」
ー全軍に命令する!侵攻を中止せよ!!ー
「何故大指令がお前の命令に従ったのか、分かるか?わしの首を落とせ。テロを止めた英雄として、人類軍の総帥となれ。」
「最初から私の声にも反応するように設定されていたのか。」
「今回のテロ計画に、わしは一つの条件を課した。」
”犠牲にする命は500人以下”
「500…!?」
「それが平和の対価。やがてくる大戦で失われる2億1000万を救う代金。高い買い物と思うか?立案したのはフョードル。やつ以外は不可能だ。」
「それだ。奴の邪悪さを知らぬ貴様ではあるまい。」
「だから監獄に閉じこもってもらった。地球の裏側からはちゃちゃはいれられまい。福沢。わしを切れ!お前が人類軍の総帥となるのだ。他に探偵社を救う道はない。わしの命か!探偵社か!選べ。」
「小説世界を出たか。それで良い。悪の首魁を討つ目撃者がおらねばな。」
「思い残すことは…!」
「ない」

ーなあ福沢、なんでも一つ願いが叶うと言われたら、何を願う?
   そうだなあ、俺は親しき人を守る強さを願う。お前は?
      俺は、世界平和を願う!ー

「すまぬ…切れぬ…!」
「構わぬ。分かっていた。」

「すまぬな…!燁子君!!」
「貴方はズルい…卑怯です!私の思いを知っていて………貴様が殺した…見過ごせ。でなくば許さぬぞ!!」
「ふく…ざわ……そこにおるのか?少し………疲れた………」
「ゆっくり、休め」
「他に…方法はなかったのか………」

アニメ文豪ストレイドッグス61話

嗚呼、辛い。それ以外に何も言葉が出てこない。私は、福地に復讐の心があるのならば二人は分かり合えないと思うと言ったけど、最後、いや最初から二人は分かり合えていたのかもしれない………

与謝野先生の過去編でもいったと思うのだけど、戦争って何なんだろうね。戦争が産むものって何?戦争は悲劇の孵化だ。福地もそう思ったから、一刻も早く戦争を消滅させようと努力した。

福地の理論には納得した。確かに、この何百ある国が一つの国家になってしまえば戦争なんて起こらない。でもそれは模範解答なのかな……

福沢の言う通り………他に方法はなかったのかな………
福地の死もまた、織田作と同じような”必要な死”だったのかな。

私が願っていた、どっちも死なない円満な終わり方は叶わずだね。

二人は分かり合えたけど………………

『親しき人を守る強さ』か………
親しき人を守りたいという思いから福地を切れなかった福沢。それを予想していた福地………

「俺は、世界平和を願う!」
世界平和のために己が悪となり、身を捧げて生涯を終えた漢。

カッコよすぎるでしょ………………………………………………………………泣


「武装探偵社を設立した時、祝賀会に最初に来てくれたのがこの人だった」
ー私が先に‐口を見つけて、少し寂しいのだろうー
「多分、それだけじゃない。これをどうするかは社長が決めるべきだ。」

「そう。貴方に其れは壊せない。それはおじさんが、福沢さん、貴方にかけた”呪い”だ」

乱歩さんが冷静に推理のような分析のようなことをしてて涙出てきちゃうな……乱歩さんにとっても福地は大きな存在なのよね、、

福沢が大指令をどう使うかは関係なく、この先生きて往く中で一生逃れることのできない呪い。二人が共に過ごす時間はこの先の未来にないけれど、二人が共に過ごした過去は変えられない。福沢は一生、福地の思い、願いを抱えながら生きて往かねばならない。

福地の呪いこそが最後のプレゼント

燁子さん

燁子さんの言葉もつらかったな…
燁子さんの元気がずっとなかった理由。自分の好きな人から殺してほしいと言われたから。切ない。でも、好きな人の願いならば叶えてやらなくてはならない。殺したくないけど殺さなければならない。二つの感情に押しつぶされたんだろうな。

燁子さんが敦にテロの真相を言ったあと、行動に出た敦を託すような目で見守った燁子さん…
テロが阻止されれば、隊長は死なずに済むかもしれない。そういう思いが頭をよぎったからなのではないだろうか。自分がテロを阻止してしまえば、それは隊長の思いに反する行動。だから自分では阻止できないけど、もし、誰かがテロを阻止してくれたら………


”黄昏のさようなら”

探偵社の終わりではなく、普通に時間的に黄昏時が終わる、それと共に天人五衰編が幕を閉じるよ。そういう意味だったのか………

天人五衰編は幕を閉じたけど、最新章入るっぽいですね。その前に私はいろいろと気になることが、、
探偵社員の一人、ポートマフィア移籍とかね………

とりあえず眠くなってきた。23時半にアニメが終わってもう4時です。また起きて余裕があれば付けたしとか色々していこうと思います。11月号のヤングエースがこの展開だと思うからその時にまた書くでもいいかもな。
このあと疑問点とかは新しく書こう。

まず、アニメ五期有難うございました。初めてのリアタイで毎週展開を知っていながらもワクワクドキドキしながら視聴していました。最終回なんて本当に泣きました。もう一度言います。有難うございました。また3年後とかに6期待ってます。

黄昏のさようなら👋

追記 2023.9.26 中也

そういえば、中也が演技だったのならあの人自我ある状態でムルソーの最強警備破ってきたのかよwwwもちろん汚濁は使ってないだろうし強すぎるでしょ。
まぁそれは知ってたとして、中也もやっぱりマフィアだな〜と感じた瞬間だった。目的の為なら躊躇いなく警備員殺せちゃうもんね。

追記2023.9.29 シグマ君

アニメを見返してたらドスくんが"シグマ君は目覚めない"みたいなことを言ってた。
ドスくんの情報受け取る=死なのか
じゃあゴーゴリが起こすのか双黒が起こすのかは置いといて、どうやって起こすんだろう。異能無効化で情報の受け取りキャンセルみたいなことできんのかな?
兎に角、自分の秘密の情報だけで人殺そうとしてるドスくんエグすぎ。

追記2023.9.30 ドス&太宰

ドスくんと太宰ってよく対比されるよね。
そんで、今回の61話にも対比の表現があったけど書きわすれてたので書いとく。

ドスくんが爆発で死ぬときに紅い陽の光が当たっているのに対して、太宰を照らすのは夜の青い月の光。良い対比だなぁ〜この2人の対比私めっちゃ好き。色は漫画ではできないアニメならではだよね。最高。

追記2023.10.18

そういえばと、私はドスくんがシグマに情報渡して乗っ飛んたんじゃね説を考えてたんですけど。。上にある追記を見返したときにドスくんが「シグマ君は目覚めない」って言ってたらしくて、もしこれが"ドストエフスキーが乗っ取るからシグマは一生目覚めないんだよ"って意味だったらやべぇな、と。
それと、もし乗っ取りだったら読者に「シグマ、天人五衰編の後わんちゃん太宰に拾われて探偵社員になるんじゃね」っていう淡い期待を華麗にぶち抜くことになるなよね…?めっちゃ朝霧先生やりそうだなって(すみません…)

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