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安全はお金を出してでも買う
メンテは安全の第一歩
私は学生の頃から車好きです。
大学生のときは、アルバイトしたお金で中古車を買って乗り回してました。社会人になってからも、車を持っていない時期はなく、東京に住んでいたときも所有していたくらいです。
そういう車好きはメンテナンスも人一倍気にしますので洗車やオイル交換は欠かしません。中でも走りに関わってくる空気圧管理は重要です。
車両毎に適正空気圧が決められており、カタログ通りの燃費を出すには、この空気圧を保つ必要があります。
空気は一回入れても時間が経つと徐々に抜けていくので、空気圧を保つには一定期間事に補充を行う必要があります。
これが以外に曲者で、自動車のタイヤは米式と言ってママチャリなどの自転車とはバルブ形状が異なります。
自転車にも一部マウンテンバイクなどが米式なので、対応品はあるのですがメーターがなかったり、あっても大雑把な数値だったりで適正空気圧にするのが難しいです。なにより手動は疲れます。(こっちが本音)
空気入れは機械でやるべき
ガソリンスタンドでも空気入れを常備している所はありますが、空気が減るタイミングと給油のタイミングが合わないことが多く、また別の人が使っていると終わるまで待機する場所が無いのがネック。
そこで目をつけたのが電動コンプレッサー。
業務用はメジャーですが、個人で使うのは大げさだし、何より高額です。
ネットで探した所、ハンディタイプのコンプレッサーがあるではないですか!
ちょうとAmazonでセールをやっていたので購入してみました。
小型でありながら出力はかなりありそうです。
この製品は先に触れたバルブは米式・仏式・英式と考えられる全てに対応しています。
空気圧はデジタルで指定でき、目標の空気圧に達すると自動停止するという至れり尽くせりの製品です。
操作は思ったより簡単
さっそく実践。
組み立ては本体にホースを付けるだけ。ものの5秒で完了!
タイヤバルブへの取付も、ねじ込むだけなので老若男女問わずできます。
空気圧も自動車や自転車に明記されている単位を選択できるので、BARやkg/cm2またはkPaなどの単位変換を考える必要はありません。
また対象を自動車/自転車/ボールなど選択でき、想定される範囲を超えた空気圧が設定できなくなってます。ボールに自転車並みの空気を入れて破裂なんて自体も避けられます。(すごすぎない?)
空気圧を指定したら、後はスタートボタンを押すだけ!
何も難しい操作はありませんでした。
今回は自動車に空気を入れましたが、260kPa指定で、元々230kPaだったので30kPaほど補充しました。
時間は50秒くらいかかりました。(0.6kPa/秒)
かなり減っていたので、普通なら30秒もあれば補充できるでしょう。
騒音は90dbくらいだったので、ソコソコうるさいです。
夜の住宅街では使わない方が良さそう。
車に常備すべき
日頃からメンテをしていない人は電動気入れを車に常備した方がいい。
出先で空気が減っていることに気づいても、都合よくガソリンスタンドがないかも知れません。
空気が減った状態で高速走行すると、スタンディングウェーブ現象が起こる可能性があり危険です。
スタンディングウェーブ現象
タイヤの空気圧が不足した状態で高速走行をすると、タイヤが波状に変形する現象です。タイヤが潰れた状態になり、接地が終わっても変形が復元せず、接地部後方に振動の波となって残ります。
スタンディングウェーブ現象が発生すると、タイヤが加熱され、ころがり抵抗が著しく増加します。最終的にはタイヤがバースト(破裂)する可能性があります。
数千円で安全が確保できるなら、対策すべきです。
事故を起こしてしまっては元も子もありません。
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