左利きが初心者向け万年筆kakunoを買ってみた
好奇心で万年筆を買ってきました。
パイロット社の初心者向け商品、その名も「kakuno」。
人生初の万年筆購入
人生初のインク補充
人生初の万年筆で文字書き
これらについて、たっぷり撮った写真で語ります。
万年筆を始めるにあたって買ったもの
kakuno(透明)
買うとこんなものが入っています。
の三つが入ってます。
とりあえず他に何も買わなくてもすぐに黒い文字を書き始められます。
万年筆用コンバーターCON-40と色彩雫
コンバーターは瓶に入ったインクを吸い取るための道具です。
色々なインクを使ってみたくて買いました。
色彩雫はパイロット社が販売している様々な色のインクのシリーズ。
今回万年筆に手を出したきっかけとなった商品です。
kakunoにコンバーターでインクを入れる
人生初の万年筆へのインク注入にチャレンジしました。
最終的に、上の写真のようにインクが入りました。
元が透明なモデルなので、色鮮やかなインクが入ると綺麗です。
写真を撮りながら作業をしたので、一部始終を貼っていきますね。
コンバーターをkakunoにセットする
まずはkakunoを分解。ねじるとすぐに取れます。
分解したkakunoのペン先側に、コンバーターを差し込みます。
コンバーターを差し込む向きですが、コンバーターの包装に説明が書かれていました。図がわかりやすいです。
差し込みました。最後までカチッと押します。
インクを吸い取らせる
いよいよ人生初のインク吸い取りです。
緊張しました。
インクの蓋を開け、kakunoのペン先を首の部分まで入れます。
首の部分とは鉄とプラスチックの境目辺りまでと自分は解釈しました。
ここで一度コンバーターの扱い方の練習をしました。
コンバーターを左に回すと、中の黒い蓋がペン先側へ動いていきます。
黒い棒が先端の蓋を押していく感じです。
コンバーターを右に回すと黒い蓋はペン先の逆側へ。
一番ペン先側まで蓋を動かした状態でインクに入れ、そのままコンバーターを右に回せば蓋がインクを引っ張ってくるということ。
やってみました。
成功。
楽しいですよこれ。美しい。
透明モデルのkakunoを選んでよかったです。
最後にペン先のインクを拭き取っておしまい。
ティッシュでよかったんだろうか…
kakunoで文字を書いてみる
さっそく文字を書いてみました。
せっかくだから気持ちよく書こうじゃないかと、書きやすい紙質で定評のあるツバメノートをわざわざ買ってきました。
書き心地
「左利きでもかすれずに書けるぞ!」
「力を入れないで書ける」
「緊張で手が震える」
「色が綺麗」
率直な感想はこんな感じ。
他、せっかくなのでいろいろ試してみました。
速く書けるのか
可能な限り速く書いてみました。
↑こんな感じ。
殴り書きのような速さでもインクがかすれることなくはっきりと文字を書けました。
ボールペンだと途中でインクがかすれる"左利きあるある"な悩み、万年筆では無さそうです。素晴らしい。
速く書くとインクは手につくのか
左利きの悩み、横書きする際の手の汚れ。
万年筆だとどうなるのか試してみました。
汚れました。
これは速く書いた場合の結果。ゆっくりと書いていれば、手が汚れることは
ありませんでした。インクは書いてちょっとすればすぐ乾きます。
↑手が汚れたのだから書いた字も当然こうなる。
気をつけます。ゆっくり書きましょ。
ペンの持ち方、角度(kakuno便利機能)
ところでkakunoには便利な機能が一つ。
持つ部分が3面っぽくなっていて、持てば自然と理想的なペン先の角度になるんです。
小学生に使わせる「三角鉛筆」と同じですね。
万年筆はペン先の角度が違うと全く字を書けません。
持てば自動的に正しい角度になるこの機能はめちゃくちゃQOL上がると思いました。
感想
コスパ良いです
出費は約4000円。
kakuno自体は1000円ちょいで買えるので、新しい趣味のとっかかりとしてコスパ良いと思います。
高くついたのは色彩雫。これが2400円ぐらいだったかな?欲しかったからいいんです。
きっかけはヨルシカ
そうそう色彩雫。これの【月夜】を欲しかったというのが今回万年筆に手を出したきっかけでした。
ヨルシカというバンドが作る曲のPVによく万年筆が出てくるんですが、それに合わせてこの「色彩雫 月夜」が出てきます。
それを見ていてだんだん欲しくなった、というのが動機でした。
せっかく出会った趣味なので、少しずつ自分の万年筆の世界を広げていこうと思います。月1万円の小遣いの範囲で。
買ったもののリンク
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