カサンドラ症候群になって分かったこと
夫の考えや行動が斬新過ぎる・・・
と言うかモラルが低かったり、モラハラをしたり、無職だったりするので、発達障害を疑って、まずは私がカウンセリングに通い始めたところ、夫の奇行は、ASD(アスペルガー症候群)の二次障害から来ている事が判明。
そして、話の流れで義母のASDも判明。
さらにさらに。
実は、私も夫と同じくASDだった・・・と言うオチ。
私は昔から、歩き方と話し方に特徴があると言われ続けて来ましたが、友達をはじめ、医師からも学校の先生からも「面白い子」「少し変わった子」としか言われたことがなかったので、まさかそれがASDの特徴だとは少しも思いもしませんでした。
また、子ども時代は帽子、下着、靴下の類を身につけるのが苦手、ブランドロゴやイラストがついた洋服が嫌いで、無地のトレーナーやシャツを好んで着ていましたが、大人になってからそれはASDではなくHSPだからだと思っていました。
そして、中学校に入るくらいまで、肉、魚、パン全般がどうしても飲み込めなかったり、食べられる野菜が限られていたり、卵焼きはOKだけど目玉焼きはNG・・・とかなりの偏食家でしたが、10代後半からそれなりに辛い物やゲテモノも含めて、何でも口に出来るようになっていたので、自閉症の子は偏食が多い傾向にあると言う知識がありながら、自分が大の偏食だったことをすっかり忘れていました。笑
朝食を食べるたびにお約束のように吐いたり、魚の飲み込み方がどうしても分からず、ガムのようにいつまでも口の中で嚙んでいたり、今振り返ると明らかに私の行動は”普通”ではなかったのに、40代になるまで誰にも発達障害を指摘されなかったのが不思議。
異常なほど寝つきが悪かったり、今振り返ってみると、発達障害であるヒントをそれなりに発していたけれど、私は両親にとって初めての子どもだったし、発達障害の知識を持っていたとは思えないので、医師から問題なく成長していると言うハンコを押され、違和感を覚えながら必死で子育てしていたんだろうな・・・。
これまで生きづらさを感じていたので、ASDの診断が下りて「やっぱり・・・」と言うのが率直な感想。
そして、発達障害者は同じ発達障害者への親和性があるとどこかの記事で読んだ通り、私自身がASDだから、ASDを持つ夫と結婚した事実に妙に納得。
カウンセリングを受けたことによって、夫だけでなく私自身もASDだと診断され、今、いろんな事が腑に落ちていて、過去の自分を振り返り、これからの身の振り方を考える良いきっかけになりました。