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10分でわかる「はじめてのKindle出版」

(2025/02/11更新)

これから
初めてKindle出版にチャレンジする方に向けた
シリーズ記事です。

まずは、
実際に出版するまでの手順の全体像を把握しましょう。

細かなところは、
リンクを貼っていますので、
のちほどご覧いただくとして、
本記事で、作業の全体像をつかんでください。

全体像をつかむと、
案外、難しくないことがわかると思います。

なお、本記事は、
マンガや写真集ではなく、
テキスト中心のKindle出版を想定しています。

1 Kindle出版の手順の概要

必要な作業は、次の5ステップです。

Step① KDPアカウントの作成
Step② 原稿の執筆
Step③ 表紙の作成
Step④ 出稿データの作成
Step⑤ 原稿のアップロードと本の詳細情報の入力

どうですか?

そんなに複雑な手順ではないですよね。

そう、出版するだけなら、
それほど難しくないんです。

難しいのは、出版する作業ではなく、
いかに読んでもらえる本を作れるか
当然といえば当然ですよね。

2 Kindle出版の手順

各ステップの概要を説明していきます。

それぞれ、
詳細を解説した記事のリンクを貼っていますが
まずは、本記事を最後までザッとご覧いただき
全体の作業のイメージを把握することをオススメします。

Step① KDPアカウントの作成

まずは
KDPのアカウントを作る必要があります。

KDPとは、「Kindleダイレクト・パブリッシング」の略称で、
Amazonが運営する電子書籍ストア「Kindleストア」を通じて、
個人でも電子書籍を配信できる電子出版サービスのことです。

KDPは
これから何度も出てくるキーワードなので
覚えておいてください。

よく「Kindle出版」というワードも見かけますが
KDPと同じ意味と思っておけばよいでしょう。

さて
そのKDPのアカウントですが
Amazonのサービスなので
Amazonのアカウントを持っていることが前提になります。

AmazonとKDPのアカウントを作るのは
それほど難しくありませんが
一部、入力に迷う点もあるかもしれませんので
以下の記事をご覧の上
アカウントを作成してください。

ただ、まずは何度もお伝えしているとおり
作業の全体像をつかんでいただきたいので
以下のリンクは記事の末尾にも貼っておきます。

本記事を一通りご覧いただいてから
作業を進めることをオススメします。

Step② 原稿の執筆

すでに書きたいテーマは決まっていますか?

決まっていればよいのですが
まだ決まっていなかったり
漠然としているなら
テーマを決めるところから始めなければいけませんね。

あとは
本の構成やタイトルも必要です。

また
全体の分量(文字数)はどのくらいがよいのか
何で書けばよいのか
画像を入れるにはどうしたらよいのか
いろいろ疑問があるかもしれません。

基本的な原稿執筆に必要な情報は
以下の記事にまとめていますので
ご覧ください。

先ほどと同様
まずは記事を最後まで読んでいただきたいので
記事のリンクは末尾にも貼っておきますね。

Step③ 表紙の作成

KDPでは
表紙も自分で作らなければいけません。

「え、表紙なんて作れないよ」

と思うかもしれません。

自分で作るのが難しい場合は
外注という手もあります。
ココナラやランサーズが有名ですね。
金額は2〜3,000円から数万円くらいです。

ただ
まったくの素人でもコツさえつかめば
それなりの表紙を作ることはできますよ。

私もデザインや美術系にはまったくの素人でしたが
10冊以上自分で作っています。

外注の仕方も含めて
基本的な表紙の作成の仕方は
以下の記事でまとめましたのでご覧ください。

これまでと同様
記事のリンクは記事末尾にも貼っています。

Step④ 出稿データの作成

完成した表紙データと原稿は
Amazon(KDP)のページでアップロードする必要があります。
アップロードとはデータを送信するということですね。

アップロードするデータ
すなわち出稿するデータは
Amazonが指定するフォーマットでなくてはいけません。

原稿を作成するときは
例えば、Microsoft WordでもApple Pagesでも
お気に入りのテキストエディタ(ワープロソフト)でも
単なるテキストデータでも何でもいいのですが
最終的にはAmazonが指定するフォーマットに
変換する必要があります。

アップロードとか
フォーマットとか言われても
難しくてわからない
という場合も安心してください。

機械的な手順なので
以下の記事の解説のとおりに進めていただければ
それほど難しい作業ではありません。

なお、当然ではありますが
原稿は何回か推敲して誤字脱字がないようにするなど
読者が読みやすい本にする必要がありますね。

Step⑤ 原稿のアップロードと本の詳細情報の入力

最後に
前項で作成した出稿データを
KDPのページでアップロードし
本の詳細情報を入力すれば出稿完了です。

作業自体は難しい内容ではありませんが
いろいろと細かい情報を入力する必要がありますので
以下の記事にそって進めてください。

お疲れ様でした。
これであなたの本は、
Amazon(KDPストア)に並びます。

あのAmazonで
あなたの本が販売されているんですよ。

感動ですよね!

それを目指して
作業を進めましょう。

最後に前述した
各作業の詳細の記事のリンクを貼っておきます。
つまずくこともあるかもしれませんが
粘り強く続ければきっとできます。

3 まとめ

Step① KDPアカウントの作成

Step② 原稿の執筆

Step③ 表紙の作成


Step④ 出稿データの作成

Step⑤ 出稿データの本のアップロードと本の詳細情報の入力

4 出版後

出版後に必要な改訂方法と収益の確認方法については
以下の記事を参考にしてください。

他にもKindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開していますので
ぜひ参考にしてみてください。

またワンランク上のKindle出版を目指した
マガジン『Kindle出版研究所』もあわせてご覧ください。


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