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Kindle出版のテーマは「自分の経験・体験」から探す

6回に分けて、
マガジン『Kindle出版研究所』で
「Kindle出版のテーマの探し方」について
紹介しています。

1回目の今回は、
自分の経験や体験から探す」です。

Kindle出版のノウハウ本を
50冊以上読み込んだところ、
Kindle本のテーマの探し方として
一番多く述べられていたのがこの方法です。

Kindle作家の あずききなこ さんは
著書の中で、
自分の経験や体験の中に
オリジナリティや独自性がある

と述べています。

自分の経験から得た気づきや学びを、等身大の素直な言葉を使って、表現していく…。オリジナリティや独自の視点は、 経験やそこから得た気づきの中にあればいい…。それでいいんだと気づいた。

あずききなこ『わたしにも書けるかも!Kindle本出版まで3回挫折した著者が贈る それでも もう一度挑戦してみたい!と思える本』2021年

と言われても、
自分にはそんな大した経験も体験もないんだけど…

そう思ったかもしれませんね。

でも安心してください。

"大した"
経験や体験がなくてもいいんです。

"あなたの"
経験や体験であればいいんです。

また、
経験や体験と聞くと、
とかく「"成功" 体験」をテーマにしなくては
と思いがちですが、
その必要はありません。

"あなたの" 体験であれば、
「"失敗" 体験」でもよいのです。

むしろ
その方が読者に価値を提供できる場合もあります。

Kindle作家の ことり さんは
著書の中で、経験がネタになること、
そして「成功談だけでなく、失敗談もネタになる」
と述べています。

あなたの経験をネタにしよう
①最近覚えたこと
 最近覚えたばかりだからこそ、書きやすく情報も新しい。
②最近始めたこと
 最近始めたばかりだからこそ、初心者の気持ちがわかる。
③成功談、失敗談
 成功談だけでなく、失敗談もネタになる。
④副業
 コロナ禍になり、副業を始める方が急増。副業ネタは人気が高い。

ことり『みるみる「ネタ」がひらめく本: 印税を伸ばす電子書籍アイデア5選 誰でもネタが見つかる!出版数を増やすコツ』2022年

また、
Kindle作家の ミツさん も、著書の中で、
つまずき、苦労、失敗、
これこそが自分だけの経験になる

と述べています。

Kindle本の原稿を書く時によく聞くのが、「自分だけの経験を書きましょう」というフレーズです。わかっちゃいるけど、具体的にはよくわからない。  …と、悩まれる方も多いんじゃないでしょうか。 (中略)一番分かりやすいのは「自分がつまずいたこと」ですね。(中略)つまずき、苦労、失敗。  これこそが「自分だけの経験」になるんです。

ミツ『ベストセラーを獲る!決定版Kindle出版バイブル: ライバルと差がつく!8つの㊙攻略法 』2023年

また、
成功体験や失敗体験と聞くと、
何かにチャレンジした内容を
イメージするかもしれませんが、
日常的な
ほんの些細なことでも十分テーマになります。

例えば、
日常のちょっとした疑問や困ったこと。

これをどう解決したか。

そんな些細な内容でも
実際に困っている読者がいれば
Kindle本のテーマになります。

自分にとっては
大したことのない
当たり前の内容だったとしても
テーマになり得るのです。

自分の当たり前は他人の当たり前とは限らない

ということです。

Kindle作家の弓弦さんは、
それを「自分の常識は他人の非常識」と
表現しています。

本人にとっては知られたくなかったりどうでもいいくらいの内容だけれど他の人にはそれがめっちゃ気になる場合もあります。よくいう「自分の常識は他人の非常識」です。(中略)kindle出版であなたがすることは過去の経験を思い出すことです。

弓弦『kindle出版戦略レシピ kindle出版は結局何をしたらいいの?』2022年

さらに、
大した経験や体験がないなら、
"新しい体験をすればいい"
とも言えます。

Kindle本のテーマ探しをきっかけに
人生の楽しみが広がる可能性もありますので、
一石二鳥です。

自分の経験や体験は、
絶対にその人にしか書けない
オリジナリティ溢れる内容になります。

自分が経験・体験した内容だからこそ
言葉に力が出ます。

それが読者の心にグッと刺さるのです。

しかも、
商業出版なら
無名のいち個人の体験を
出版してくれるとは思えません。

だからこそ、
自分の経験や体験をテーマにするというのは、
Kindle出版ならではの強みであり、
おもしろさです。

Kindle出版のテーマを考えるとき、
まずは「自分の経験や体験」を
絞り出してください

以上です。

次回の記事は
「HARMの法則を活用する」です。

Kindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開しています。

また、ワンランク上のKindle出版を目指した記事を
マガジン『Kindle出版研究所』の中で公開していますので
あわせてご覧ください。


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