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Kindle本の執筆方法② 〜執筆と編集の作業を分ける 〜

5回に分けて、
マガジン『Kindle出版研究所』の中で
「Kindle出版の執筆方法」について  
紹介しています。

2回目の今回は、  
「執筆」と「編集」の作業を分ける
です。

Kindle出版において、
「執筆」と「編集」の作業は
意識的に分けた方がよいでしょう。

使う脳のモードが違うからです。

経験上、
「執筆」と「編集」を同時にするのは
効率が悪いと思います。

まずは、
細かいことは気にせず、
とにかく「執筆」に集中するのが
結果的にうまくいく。

それは、前回の記事で紹介した企画書で
執筆前に本の構成を考えることと同じ趣旨です。

どのような構成で伝えるかを
考えながら執筆するよりも、
あらかじめ構成を考え、
それに沿って執筆した方が効率的なのです。

同様の趣旨で、
Kindle作家の 中野巧さん は、著書の中で
内容を考える作業、
構成を考える作業、
文章表現を考える作業は、
同時にやらない方がよいと
アドバイスしています。

「文章を書こうとすると、どよ~んと気持ちが重くなる人」や 「書くことに苦手意識がある人」には、文章を一気に書こうとするクセがあります。具体的には、
・「内容」:何を伝えるかという「メッセージ」を考えながら、
・「構成」:どういう順番で伝えるかという「文章構成」にも気を配り、
・「表現」:文章をより豊かにするための「文章表現」
これら3つをすべて同時にやろうとした結果、挫折してしまうのです。

中野巧『セールスを不要にするKindle出版 7つの法則』2023年

今、「執筆モード」なのか、
それとも「編集モード」なのか、
モードの切り替えを意識しながら
作業をすると
効率的な執筆ができると思います。

以上です。

次回の記事は「PREP法を活用する」です。

Kindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開しています。

また、ワンランク上のKindle出版を目指した記事を
マガジン『Kindle出版研究所』の中で公開していますので
あわせてご覧ください。


▼Kindle出版に興味があれば、こんな本も。

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