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Kindle出版のタイトルをつける上で最も大事なこと

5回に分けて、  
マガジン『Kindle出版研究所』の中で
「Kindle出版のタイトルのつけ方」について  
紹介しています。

5回目の今回は、
「タイトルをつける上で最も大事なこと」です。

前々回の記事で
タイトルは "インパクトが大事" だと言いましたが、
それ以前にもっと大事なことがあります。

ついインパクトのあるタイトルを
つけようとするあまり、
タイトルの内容と
本の中身が乖離しすぎてはいけません

盛りすぎない。
煽りすぎない。

いわゆる
"ツリ" のタイトルにならないようにする
ということです。

本のタイトルをつける上で、
一番気をつけなければいけないのは、
当たり前のことですが、
タイトルと本の内容が合っている、
ということです。

つい目立つタイトルや
インパクトのあるタイトルをつけたいあまり
この当たり前のことを忘れがちなので、
肝に銘じなければいけません。

それで迷惑を被るのは、
本を選んだ読者ですから。

同様のことは、
SEO的な視点からも言えます。

Kindle作家の 葵あすか さんは、
著書の中で、
Kindle出版における
SEOの研究と考察をした結果、
タイトルには最重要なキーワードを入れるべき、
という結論を出しています。
そして、これは、一般的な結論だ
とも言っています。

大事なのは、この後です。

タイトルに
最重要なキーワードを入れるべき
という結論は、
タイトルに含まれているキーワードが
検索ワードとなった場合、
その本が表示されやすくなる。

それはすなわち、
タイトルにインパクトを出そうとして、
一般的な検索ワードになりづらいキーワードを
タイトルに使ってしまうと、
その本は検索されにくくなってしまう

と述べています。

タイトルに最重要ワードを入れるべき
一般的な結論だと思います。しかし、これは少し言い換えると、SEOを無視したキャッチーなタイトルにすべきないということです。少なくとも、あなたが “弱者のうちは”です。

葵あすか『副業Kindle出版 弱者の戦略(Amazon Kindle SEO): Kindle SEOの研究と考察』2023年

もちろん、
ネームバリューのある Kindle作家であれば、
著者名だけで
本を手に取ってもらえるかもしれません。

よって、
あえてSEOを考慮せずに
インパクトの強い
キャッチーなタイトルをつける手法も
成り立つでしょう。

しかし、
そうでなければ、基本的な姿勢として、

本の中身に見合った
インパクトのあるタイトルをつける

ということを意識した方がよいと思います。

以上です。

本記事で
5回にわたり紹介してきた
「タイトルのつけ方」は終わりです。

次回の記事は、
「ネタの収集や発想を広げるためのツール」です。

Kindle出版初心者の方に役立つ記事を
マガジン『はじめてのKindle出版』の中で公開しています。

また、ワンランク上のKindle出版を目指した記事を
マガジン『Kindle出版研究所』の中で公開していますので
あわせてご覧ください。


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