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化学系人材の就職・転職や資格取得をサポート!危険物取扱者などの資格情報や勉強法、キャリアアップのヒントを発信中。

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危険物取扱者を完全解説!甲種・乙種・丙種で広がるキャリアの可能性

1.危険物取扱者とは?危険物取扱者は、ガソリンや化学薬品などの危険物を安全に管理・取り扱うために必要な国家資格です。 工場や研究所、ガソリンスタンドなど、多くの職場で重要な役割を果たしています。この資格は「甲種」「乙種」「丙種」に分かれ、それぞれ扱える危険物の範囲や取得条件が異なります。 会社によっては、 選考が有利になる、 毎月資格手当が出る、 昇格の条件になる、 持っていなくても受験費用を負担してもらえる など多くのメリットがあります。 この記事では、各資格

    • 法令8:危険物取扱者の制度

      1. はじめに:危険物取扱者とは危険物取扱者は、製造所等における危険物の安全な貯蔵・取扱いを行うための国家資格です。 この資格を持つ人が適切に業務を行うことで、火災や爆発などの災害リスクを軽減します。 2. 危険物取扱者の責務法令で定める技術上の基準を遵守すること 危険物の貯蔵・取扱いにおける手順や設備基準の徹底。 現場での安全監督と指示 危険物取扱者ではない者は、甲種または乙種危険物取扱者が 立ち会わなければ、危険物の取扱作業を行ってはならない。 3. 危険物取

      • 法令7:製造所等の変更の届出

        1. はじめに:製造所等の変更届出の重要性危険物を取り扱う製造所等では、安全管理のために施設や運営状況に変更が生じた際、市町村長等に適切に届出を行うことが義務付けられています。 本記事では、「届出が必要な変更事項」について詳しく解説します。 2. 届出が必要な変更事項変更が必要な主な事項 製造所等における以下の変更は、市町村長等への届出が必要です。 危険物の品名、数量、指定数量の倍数の変更 危険物の種類を追加する、保管量を増やすなど。 届出期限:変更の10日前まで

        • 法令6:完成検査、完成前検査、仮使用

          1. はじめに:製造所等の検査手続きの重要性危険物施設の安全性を確保するためには、設置後の検査や変更工事後の確認が欠かせません。 「完成検査」「完成前検査」「仮使用」は、これらのプロセスにおける重要な手続きです。 本記事では、それぞれの目的や手続きの流れについて詳しく解説します。 2. 完成検査とは(1) 完成検査の概要 目的:施設が「技術上の基準に適合」しているか、市町村長等が確認するための検査。 対象:新設や変更工事を終えた製造所等。 (2) 完成検査の流れ

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        危険物取扱者を完全解説!甲種・乙種・丙種で広がるキャリアの可能性

          法令5:製造所等の設置と変更の許可

          1. はじめに:製造所等の設置・変更とは危険物を扱う「製造所等」を新たに設置したり、既存施設の位置、構造、設備を変更したりする際には、消防法に基づく市町村長等の許可が必要です。 本記事では、製造所等の設置・変更手続きに関する基本知識や注意点を解説します。 2. 設置と変更の許可設置の許可、変更の申請先 1.移送取扱所以外の製造所等 A.消防本部及び消防署を設置している市町村の区域  →当該市町村長 B.消防本部及び消防署を設置していない市町村の区域  →当該区域を管轄

          法令5:製造所等の設置と変更の許可

          法令4:製造所等の区分

          1. はじめに:製造所等の重要性とは指定数量以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う施設は、適切な施設での管理が不可欠です。 「製造所等(せいぞうしょとう)」とは、危険物を取り扱う施設全般を指し、製造所・貯蔵所・取扱所の3つに分類されます。 本記事では、それぞれの区分と施設の種類について詳しく解説します。 2. 危険物施設の分類:製造所等の3区分(1) 製造所:1種類 (2) 貯蔵所:7種類 (3) 取扱所:4種類 (1) 製造所 特徴:危険物を製造する施設(合成・分

          法令4:製造所等の区分

          法令3:危険物の指定数量

          指定数量とは?危険物を取り扱う際に必ず知っておきたい基準の一つが「指定数量」です。 指定数量は、消防法で定められた基準値で、この値を超える危険物を扱う場合、特別な管理や施設の設置が義務付けられます。 本記事では、指定数量の基本から具体的な種類別数量、第4類危険物の詳細、さらには「指定数量の倍数」とその意味についてわかりやすく解説します。 1. 指定数量とは何か指定数量とは、危険物の性質や危険性に基づいて、消防法が規定する取り扱い基準量のことです。 この基準量を超える

          法令3:危険物の指定数量

          法令2:第4類の危険物の品名

          第4類危険物とは?引火性液体に分類されるこれらの物質は、身近な存在であると同時に、大きな災害を引き起こす可能性があります。 本記事では、第4類危険物の品名と分類を詳しく解説します。 1. 第4類危険物の基本概要第4類危険物は、引火性液体に分類され、液体の状態で引火しやすい性質を持っています。 具体的には、以下の要素が危険性を左右します。 引火性液体の重要な性質 引火点 可燃性液体が燃え始めるための最低温度 外部に火源が必要。引火点が低いほど危険度が高い。 沸点

          法令2:第4類の危険物の品名

          法令1:法令で定める危険物

          危険物の基本概念とは 危険物とは、取り扱いを誤ると火災や爆発などの災害を引き起こす可能性がある物質です。 日本では、これらの危険物を取り扱うためのルールが消防法によって厳密に定められています。 よって、毒性は考慮されません。 今回は、消防法に基づいて「法令で定める危険物」について詳しく解説します。 1. 法令で定める危険物とは消防法では、危険物を具体的に定義し、その取扱いや管理について規定しています。 特に重要なのが「消防法 別表第1」です。 この別表第1では、危険物が

          法令1:法令で定める危険物

          初心者でも安心!丙種危険物取扱者が選ばれる理由と活用術4選

          丙種危険物取扱者は、危険物取扱者資格の中で最も取得が容易で、初めて資格を取る方や、手軽にキャリアアップを目指したい方にとって理想的な選択肢です。 この資格の特徴や取得方法、実務での活用法について詳しく解説します。 こんな人に読んでほしい短期間で資格を取得してキャリアの幅を広げたい人 初めて資格に挑戦する初心者で、手軽にスタートしたい人 ガソリンスタンドや燃料管理業務で即戦力になりたい人 丙種危険物取扱者とは?丙種危険物取扱者は、危険物取扱者の中で唯一「第4類(引火性液

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          乙種危険物取扱者1~6類を徹底解説!どれを取ればいい?

          乙種危険物取扱者:種類別に選べる、実用的な資格危険物取扱者資格の中でも「乙種」は、初学者でも挑戦しやすく、実務での需要が高い資格です。 このセクションでは、乙種資格の特徴や種類、取得のメリット、活用方法について詳しく解説します。 こんな人に読んでほしい危険物取扱者資格に興味があり、1~6類の違いを知りたい人 実務で役立つ資格を探している人 化学系のキャリアアップを目指している人 乙種危険物取扱者とは?乙種危険物取扱者は、1~6類に分類される危険物の中から、特定の類を

          乙種危険物取扱者1~6類を徹底解説!どれを取ればいい?

          最上級資格『甲種危険物取扱者』のメリットと挑戦方法

          危険物取扱者は3種類!まずは違いを知ろう危険物取扱者は「甲種」「乙種」「丙種」の3種類があり、それぞれ取り扱える危険物や試験内容、難易度が異なります。 この違いを理解することは、あなたのキャリアや目指す職場に最適な資格を選ぶ第一歩。 例えば、甲種は全ての危険物を扱える上級資格、乙種は特定の危険物に対応する実用的な資格、丙種は簡単で特定の場面に特化した資格です。 この記事では、甲種の特徴やメリットを詳しく解説します! あなたにぴったりの資格を見つけましょう。 こんな人に読

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