日本生まれのスイーツ、ショートケーキ
⚫︎ショートケーキの歴史
時代を超え愛され続ける「ショートケーキ」。
日本生まれのスイーツってご存知ですか?
⚫︎ショートケーキの生みの親
ショートケーキの誕生には諸説ありますが、生みの親には2人の人物が大きく関わっていると言われています。
1人目の説は、
不二家の創業者である、藤井 林右衛門。
大正11年ごろ、藤井はアメリカで洋菓子作りの修行をしていました。
その時、洋菓子市場でスコーンのようにサクサクとしたビスケット生地と生クリーム、イチゴを重ねたスイーツを見かけたのです。
藤井は「和菓子のようにしっとりとしてやわらかい食感の方が日本人の好みだろう」と考え、カステラのようなスポンジ生地にし、日本人向けにアレンジしたと言われています。
そして、2人目の説は
東京、大森にて創業した老舗洋菓子店「コロンバン」の創業者、門倉国輝。
当初門倉はコロンバン創業のため、菓子製造視察研究として渡仏していました。
当時フランスでは「ビスキュイ・ジョコンド」と呼ばれるしっかりめの生地と、こってりとした重めのクリームを合わせたケーキが多く、日本人の口にはあまり合わなかったといいます。
それを見た門倉は「すでに日本人に馴染みのあるカステラのような柔らかい生地に、しつこくない生クリームを合わせてケーキを作ろう」と考え、ショートケーキが生まれたと言われています。
そして、コロンバンの創業時からショートケーキは店頭に並んでたと言われています。
※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt