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カカオ豆の収穫から輸出まで

◉カカオ農園におけるカカオ豆の収穫〜輸出までの手順


①カカオポッドの収穫

カカオポッドは未熟な時期には緑・紫色、
熟してくると黄色・オレンジ色に変化します。

そして熟したものから1個ずつ収穫をしていきます。



②カカオポッドを割る

カカオ豆の中には白く軟らかいパルプ(果肉)があり、その中にカカオ豆が包まれています。

また果肉は甘酸っぱくフルーティな味をしているため、食材として活用されています。


③カカオ豆の取り出し

カカオ豆を傷つけないように注意しながら手で果肉ごと取り出します。

(カカオポッド1個あたりに約20〜50個のカカオ豆が
入っています。)


④カカオ豆の発酵

発酵の1-2日目は木箱やバナナの葉で包み空気を遮断しておきます。
(天然酵母によるアルコール発酵・乳酸菌発酵)

発酵が進み糖分がアルコールに変化すると、
今度はカカオ豆を攪拌し空気を混ぜ込んで発酵を2-6日間行います。(酢酸菌などによる発酵)

※国によって発酵方法は異なります


⑤カカオ豆の乾燥

カカオ豆を洗浄し乾燥(天日干し・機械乾燥等)を
行います。

乾燥をカカオ豆の中に含まれる水分含量が7〜8%未満になるまで行うことで、再発酵や腐敗を防げます。



⑥袋詰め

不純物・異物・ゴミなどを入念に取り除き、
カカオ豆を袋詰めします。



⑦輸出


品質検査を行いチョコレートの加工国へと、
輸出されます。






収穫から輸出までに行わなければならない作業が沢山ありますが、


美味しいチョコレートを作り上げるには
欠かせないとても大切な作業なのですね。



※bitesjapansquadの投稿:きぴり


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