蟻八さん

140文字に慣れてしまい長文が書けなくなった焦りからテキスト訓練をしようとしてすでに挫…

蟻八さん

140文字に慣れてしまい長文が書けなくなった焦りからテキスト訓練をしようとしてすでに挫折している。読む専門…

最近の記事

身近な死について考えるお年頃

私の母は8人兄姉の末っ子で齢80を超えている。 残党は二人、90歳の伯母と88歳の伯父でそれぞれ独居生活をしている。 伯母はもうスイミングをやめてしまったが、伯父は肝臓を110gほどゴッソリ取った10か月後にはゴルフコースに出ている。 母にいたっては、カラオケ教室の発表会で忙しそうだ。 先日ミッシェルのチバさんが亡くなった、私と同じ年だ。 10月には友人のオナンちゃん(スペルマーメイド)が急逝し、1年に二人くらいは友人知人がこの世を去るお年頃になった。看取り世代というのもあ

    • アクセサリーをめぐる冒険

       私の趣味はリサイクルショップ巡りである。 なんとかオフとかどーちゃらショップとかではなく、地元のお母さんたちが「不用品を引き取ってその売上で地域福祉に還元!」みたいな志でやっているボランティアショップが大好物である。値段付けが適当なのが最高にいい。  そこに並べられているモノ達には物語がある。昭和の時代を生き抜いて捨てられずに令和まで生き残った彼らが、あのキラキラと無駄に希望に満ち溢れて夢を見ることが許されていた時代の片鱗を伝えてくれたりするのだ。モッタイナイ運動なんか

      • 橋の下世界音楽祭という「場所」

         愛知県豊田市に、タートルアイランドというパンクバンドがいて、そのバンドのボーカルの永山愛樹(よしき)という男がいるのを知ってる人は全国的にはあまりいないと思う。  この永山愛樹という男、これまた何と表現すべきか。彼がステージで語る言葉、メロディに乗せられて歌われる詩から感じるのは、山のような、海のような、空のような、大地のような、炎のような、自然のファイブエレメンツにきわめて近いエネルギー。そのエネルギーをぎゅっと固めて小学生男子の衝動性と行動力を加え、入れ墨でコーティング

        • 140文字じゃ足りないんだよ

          ふと、noteを始めてみようと思ってこれを書いている。 思えば活字中毒は幼児期から、私的楽しみとしての物語、友人を喜ばせるためのドリーム小説。 小学校の「竜宮の水がめ」だったかな、続きを書く宿題は物語が終わらなくて400字詰め原稿用紙が7枚にわたる大スペクタクルになってしまい、先生から「もうやめなさい」と言われたこともある。 文章を書くことはずっと生活にあったのだけれども、気づけばニフティ黎明期から現在のSNSに進化するまでの十数年、とくに大きく変化したのは「書ける文字数

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