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【小さな悩みより、大きな悩みがあった方がいい】

【小さな悩みより、大きな悩みがあった方がいい】
「助けて」
って言えることは意外に簡単ではないです。
漫画を見てて、仲間に「助けて」って言える場面を美しく感じます。
簡単なようで難しいですよね。
「助けて」って素直にお願いすることは。

大きな悩みがあると、人には言いやすいです。
・病気があって自由にならない部分があるとか
・大きな借金があってそこを返済に向けて奮闘してるとか
・事故にあって人生が一変してしまったとか
大きな悩みがある方が客観的に見てる他人にとってはわかりやすいです。
理解もしやすく、共感を得やすいです。
だから必然的に言いやすくなります。

小さな悩みになると状況が変わります。
他人の位置から客観的に見ると、「そのくらいなんで?」と理解されないことが多くなります。
・身長が低いとか体型が気に入らないとか
・嫌な人が周りにいるとか
・運動が苦手とか
小さな悩みになると、そのくらい気しないで良いでしょみたいに受け取ってもらえないことが増えます。
でも本人にとってはきちんとした悩みなんです。
どんなに裕福な人でも、若い人でもベテランな人でも、どんな人でも必ず悩みはあります。
大小関わらず、悩みはあります。
悩みなしで生きるのは本当に難しいことです。
この本人にとって悩んでることを”そんなこと”って受け流されると苦しいです。

その悩みが人に理解してもらえると、まだ和らぎます。
ただ理解してもらえないと、苦しいものです。
そうゆう意味では大きな悩みがあった方が良いのかもしれません。

戦時中とか江戸時代は自殺数が現在より少なかったと聞きます。
ある程度平和になった現代、自殺数が死因の一位になってしまってます。
過去の人たちが多くの困難を乗り越えて作り上げた現代、掲げた理想が実現した現代、死因が自殺になってるこの国を過去のそうした人たちはどう思うか。
なんか想像すると寂しい気持ちになります。
過去の人たちからすると、現代の人たちの悩みは「え?そんなこと?」になるんだろうなって思います。
でもきちんとした悩みなんです。
言えない悩みもあります。

そんな悩みを吐ける場所ってあると良いですね。
それが”居場所”の一つの価値に思います。

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