「ろくな死に方しない」

忙しくて、という言い訳は悔しくてしたくないけど、noteをなかなか書く時間を作れなくて、日々生きている中で「いい言葉思いついた!」と感じた時は、忘れないように、新鮮なままメモに残していた。

そのメモの中の一つに、「ろくな死に方しない」。
これは5回くらいしか会ったことのないバイト先のおじさんが、
おそらく毎度言っているセリフ。

「ああいうやつぁね、ろくな死に方しないから」

転売をする人や店員に嫌な態度をとる人を指して言う。
今まで取り付けたことのない思考回路だったから初めは驚いたけど、
これは心の絆創膏というか、自分を励ます言葉のように聞こえてきた。

誰かの言葉や行動で自分が傷つきそうな時、その対象がいつか罰当たると言い聞かせると、幾分かスッキリするのかもしれない

死ぬために生きているつもりはないけど、どうせ生きるなら善く生きたい、徳を積みたいと感じるのがヒューマンビーイングだろう(反対に悪さをしたくなるのもそうだけど)
終わり良ければすべて良しという言葉があるけど、
すべて良しだったから終わりもよかったんだろうなと思う。

ろくな死に方ができるように、一瞬の思考で口から出てしまう危ない言葉を塞ぐガードをいち早く身につけたい。


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