水引アマビエの作り方
コロナ禍で一躍脚光を浴び「疫病退散」のご利益があるとしてさまざまなアマビエグッズが作られている昨今。(2020年の流行語大賞TOP10にも選出されましたね。)
これまで水引ライナーで配信した「水引結び講座」や「MUSUPEDIA」の結びを応用して作った水引ライナーバージョンの「水引アマビエ」をfeuilleがご紹介します!
解説
アマビエとは日本で古くから「疫病退散」のご利益があると言われている妖怪。
京都大学附属図書館が所蔵する、江戸時代後期に制作されたとされる刷り物(かわら版)
かわら版の【現代語訳】
肥後国(現在の熊本県)の海中に、毎夜光るものが出るので、土地の役人が視察に行った。すると図のような者が現れて、「私は、海中に住む“アマビエ”という者である。今年から六年は諸国豊作だ。しかし、病が流行したら早々に私の姿を写し、人々に見せなさい」と言って、海中へと入っていった。右は写し役人から江戸へ報告した際の写しである。弘化三年(1846年)四月中旬
民俗学者妖怪研究者の湯本豪一先生によると、妖怪などの“異形のもの”はさまざまなジャンルに分けられるが、アマビエは実在が信じられた「幻獣」のうちの「予言獣」に分類されるらしい。
水引アマビエを作ってみよう
水引ライナーバージョンのアマビエは、自立型梅結び、あわじ結び、抱きあわじ結び、真結び、七宝結び、を応用して作ることができます。
(それぞれの結び方は水引ライナー「水引結び講座 基礎編」等で詳しく解説しています。)
【用意するもの】
水引
髪の毛 22.5センチ8本(90センチの1/4)
目 20センチ1本
髪飾り 20センチ2本
顔 45センチ4本(90センチの1/2)
胴体 45センチ6本
ベルト 45センチ1本
紐 45センチ1本
(水引の種類や色はお好みでOKです。)
その他
クラフト用ハサミ、ペンチ、目ウチ、鉛筆、ボンドまたはグルーガン、マスキングテープ、クリップ、直径8㍉程度の棒(お箸などで代用可)を用意してください。
ライブ動画
顔のパーツから順番に動画で解説します。
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