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変化の時代を生き抜くための学び 〜リスキリングの重要性〜
こんにちは、岡山トヨタシステムサービスです。
前回に引き続き、「VUCAの時代」を生き抜くために、「学び続ける力」の重要性について考えていきます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです…!
▼VUCA時代におけるリスキリングの必要性
VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代には、従来の知識やスキルだけでは対応が困難になっています。
このような予測困難な時代では、学校で学んだ知識やスキルだけでは十分とは言えません。新しい課題に対応するには、常に新しい知識を吸収し、スキルを磨いていく必要があります。この「学び直し」のことを「リスキリング」と呼びます。
学び続ける力の重要性
では、具体的にどのように学び続ければよいのでしょうか?
まず大切なのは、広く目を配り、アンテナを張ることです。国内外の最新情報をキャッチしながら、小さな変化にも関心を持つ姿勢が重要です。そして、得た情報を基に論理的に仮説を立て、様々な視点から解決策を導き出す力を養うことも求められます。
知識の引き出しを増やすことで、多様な視点から解決策を考え、複数の情報を組み合わせてアイデアを生み出すことができるようになるでしょう。
未知の問題に直面した際も、これらのスキルや経験を活かして、精度の高い仮説を立て、対応していくことが可能になります。
▼リスキリングを意識したOTSSの取り組み
VUCAの時代には、これまで習得した知識やスキルだけでは解決できない課題が増えます。OTSSでは、社会人になってもアンテナを広く持ち、社員一人ひとりが継続的に学ぶことができる環境づくりに力を入れています。
具体的には、以下のような環境・制度を取り入れています。
自己啓発援助制度:自己啓発のための書籍購入費用や外部セミナーへの参加費用を会社が負担する制度です。その他、試験の合否に関わらず資格取得の受験料を支給するなど、スキルアップや知識獲得を目的として社員が自主的に学習に取り組む活動に対して支援を行っています。
自由裁量勤務制度:仕事に直接関係しなくても、知識のアップデートや新たな出会いを通じてアイデアを生み出す活動について、年間5日まで自己裁量で取り組む時間を勤務時間として認めています。社内の立場に関係なく、会う人を変える活動を推奨しています。
資格取得報奨金制度:国家資格やベンダー資格の取得を奨励し、合格者には一時金を支給しています。現在、国家資格13種類、ベンダー資格163種類を対象とし、難易度や事業との関連性に応じて一時金の額を設定しています。特にITエンジニアについては、技術の進歩が速い分野だけに、継続的な学習が欠かせません。また、3年以上連続して資格を取得した社員や、上位レベルの資格を複数取得した社員を表彰しています。
ITスキル棚卸:業務に必要な実務能力や技術力を、社員ごとに毎年調査してデータ化しています。当社の中核事業であるシステム開発に必要な技術知識は216種類、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連で154種類、さらにSE(システムエンジニア)の場合は99種類の業務知識をリストアップし、習熟度を確認しています。
エンジニアにとって、知識やスキルの習得は仕事の質とスピードに直結します。基礎をしっかり身につけ、新しい技術にも対応できる力を養うことで自信がつき、より充実した仕事ができるようになります。
私たちが大切にしているのは、社員一人ひとりが「将来どうなりたいのか」「何を成し遂げたいのか」という志を持つこと、そして常に目標を持ち主体的に学び続けることです。これは「キャリア自律」と呼ばれる考え方で、変化の激しい現代を生き抜くために欠かせないものだと考えます。
▼リスキリングがもたらすメリット
学び続けることは、時として大変に感じるかもしれません。しかし、新しい知識やスキルを身につけることは、必ず自身の成長につながり、長期的なキャリア形成の基礎となります。リスキリングは、これからの時代における生き残りと成長のカギとなる考え方です。OTSSは、社員の成長をこれからも全力でサポートしていきます。
さて、今回は変化の時代を生き抜くためのリスキリングの重要性について考えてきました。
いくつになっても「学び続けること」が大切なんですね。
今回いくつかご紹介した、社員の学びをサポートする社内制度も、実は時代の変化やその時々のトレンドに合わせて定期的に見直しが行われ、変わり続けているんです!
【人を育てる企業】として成長し、常に変化し続ける…そんなOTSSに今後も注目です!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
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