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「VUCA時代」を生き抜くカギ
こんにちは岡山トヨタシステムサービスです。
突然ですが、皆さん、「VUCA(ブーカ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
VUCAとは、現代の予測困難な社会を表す「Volatility(変動性)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字を取ったものです。
今回は、そんな「VUCAの時代」を生き抜くために、私たちに必要なものは何かを考えていきます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです…!
▼VUCA時代に予測される変化と求められる力
テクノロジーの急速な進化、気候変動、パンデミックなど、私たちを取り巻く環境は常に変化しています。かつての成功モデルや価値観が、もはや通用せず、従来とは異なった力が求められています。
迅速かつ柔軟な対応力
社会の変化が加速する中で、計画に時間をかけすぎるとチャンスを逃すリスクが高まります。
VUCA時代には「これが最適解」という答えがなく、常により良い方法を模索しながら、迅速かつ柔軟に対応する力が必要です。新たな市場や画期的なビジネスモデルへの登場
変化の激しい環境は、新たな商品やサービスを生み出すチャンスでもあります。誰も思いつかなかったアイデアが価値を生むかも知れません。
そのため、既存の知識や経験に頼るだけでなく、新しい情報を積極的に吸収し、柔軟な発想力を磨くことが求められます。
学び続ける姿勢は競争力そのものであり、新しい技術や市場にいち早く参入できれば、失敗のリスクは否めないものの、高い優位性を得られる可能性があります。未来を予測する力の重要性
過去の経験や勘だけでは、未来を予測するのは困難です。
DXやAIなど最新技術を味方にし、予測精度を高め、仮説を立てて柔軟に対応するスキルが求められます。
情報の鮮度も大切であり、国内外のトレンドに常に目を向け、変化をいち早く察知することが重要です。
▼「学びのアンテナ」を広げる4つの方法
VUCA時代を生き抜くためには、新しいスキルや知識を継続的に学ぶ力が欠かせません。新しいスキルや知識を常にアップデートし続けることが、変化に適応し、チャンスをつかむためのカギとなります。
以下に、学びを深めるための当社取り組みを紹介します。
読書で知識を広げる
読書は、視野を広げる最も効果的な方法の一つです。世界のリーダーたちは、常に多様な分野の本を読み、異なる視点や知識を吸収しています。単一の書籍に留まらず、複数の書籍を比較して読むことで、より深い理解と洞察を得ることができるでしょう。
インターネットやYouTubeを利用すれば、新しい知識を無料で得ることができますが、情報の誤りが含まれる場合もあります。書籍は編集・校閲の過程を経ているため、信頼性の高い情報源といえます。当社では自己啓発で購入した書籍費用を助成する制度があります。会う人を変える(新たな人と出会い、視野を広げる)
人との出会いも、学びの重要な源泉です。普段の生活では、自分と似た価値観の人々と付き合いがちです。しかし、VUCAの時代には多様な視点が求められます。普段のコミュニティを離れ、異なる業種や分野の人々と交流することで、新たな視点や刺激を得られるはずです。当社では会う人を変える活動を推奨しています。異業種交流会やセミナーに参加し、自分の価値観を広げましょう。学びのアウトプットを意識する
学んだ知識を真に自分のものにするためには、それをアウトプットすることが大切です。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ教授の実験によると、記憶率を上げる黄金比率は、「インプット3:アウトプット7」とされています。つまり、学んだことを他者に説明したり、文章にまとめたりすることで、理解は格段に深まるのです。当社でも社内・社外問わず活動を報告する機会を増やしています。マインドセット(失敗を恐れない行動力)
最も重要なのは、失敗を恐れない姿勢です。完璧を求めるよりも、小さな一歩を踏み出すことが成長のカギとなります。「行動しないこと」こそが最大の失敗であり、たとえ小さな挑戦であっても、そこから学ぶ価値は計り知れません。当社では成果に現れにくい良い取り組みを表彰・共有する場を設けています。
▼学ぶ力がある人が生き残る
しばしばダーウィンの言葉、として引用される興味深い一節があります。
強いものが生き残るのではない。変化に適応できるものが生き残るのだ。
この言葉は、実際にはダーウィン自身の直接の引用ではなく、彼の進化論の本質を簡潔に表現した言葉として広く知られています。出典は明確ではありませんが、その洞察は私たちの時代にも深く響きます。
変化の時代を生き抜くカギは、柔軟な学びの姿勢にあります。環境の変化に適応し、常に新しい知識を探求し続けることが、これからの時代を切り拓く力となるでしょう。
興味のある分野にとどまらず、好奇心を持って新しい世界に挑戦し続けることが、これからの時代を生き抜く秘訣なのではないかと感じています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
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