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プログラミングで挫折しないための3つのステップ

こんにちは。岡山トヨタシステムサービスです。
前回はプログラマの仕事と当社の新人研修カリキュラムの概要について紹介しました。

今回は、これからプログラミング学習をする方に知っておいていただきたい内容をお伝えします。
最後まで読んでいただけると嬉しいです・・・!


▼独学かスクールか?プログラミング学習で挫折しない3つのポイント

プログラミングを学ぼうと決めたとき、独学かスクールに通うか迷う方もいらっしゃるでしょう。実際、多くの人が独学で挑戦しますが、90%の人が途中で挫折してしまうと言われています。その理由は、プログラミングが短期間で簡単に習得できるものではないからです。


ポイント1: アルゴリズムを理解する

プログラミングを学ぶ上で特に重要なことのひとつが「アルゴリズム」を理解することです。アルゴリズムとは、プログラムの基本的な構造を形成し問題を解決するための手順を指します。
たとえば、順次処理、分岐処理、反復処理という3つの要素は、どのプログラミング言語においても共通して必要な概念です。初心者にとってアルゴリズムは難しく感じるかもしれませんが、C言語、Java、Pythonなど、どの言語を学ぶにもアルゴリズムの理解は欠かせません。

ポイント2: プログラミング言語の基本構成と制御構造を理解する

たとえば、Javaは人気のあるプログラミング言語であり、実務でも多く使われていますが、初心者にとっては少し難しく感じるかもしれません。Javaプログラムは、主に「パッケージ」「インポート」「クラス」などの基本的な構成要素があります。これらを正しく理解しないとプログラムを組み立てることはできません。また、クラスを利用するにはインスタンス化が必要で、これが正しくできないとプログラムが正常に動作しません。
さらに、処理の流れを制御するために「順次」「分岐」「反復」の構造を使いますが、これらも理解が必要です。「順次」処理では演算処理や代入処理を行い、「分岐」処理では if 文や switch 文を使って条件に応じた動作をさせます。「反復」処理では for 文や while 文、do-while 文、拡張for文、Iterator、forEachメソッド などを使用し、同じ処理を繰り返し実行させます。

JavaプログラミングはJavaVM(Javaバーチャルマシン)という特殊な環境で動作し、ソースコードをコンパイルする必要があります。これらの知識を独学で全て理解するのは簡単ではありません。スクールで学ぶメリットは、これらの複雑な概念や環境構築を体系的に学べる点にあります。

ポイント3: わからないを乗り越える

プログラミング学習はエラーとの戦いでもあります。エラーが発生するたびに、その原因を特定し、修正していく必要があります。学習を進める中で、エラーの原因がわからず挫折しそうになることもあるでしょう。中には、「答えを教えてください!」「なんか動きません!」と嘆く声もあります。
しかし、プログラマにとって、わからないことを自ら調べ、解決していく過程こそが最大の楽しみです。エラーを解決することで学びが深まり、その達成感はプログラミングの大きな魅力の一つです。独学かスクールかを選ぶ前に、自分が挫折せずに努力を続けられるかどうかを考えることが大切です。

▼プログラミングで挫折しないための3つのステップ

プログラミング学習を始める際に多くの人が途中で挫折してしまうことがあります。これを防ぐために、以下の3つのステップを実践することが重要です。

ステップ1: 教材を使って基礎を学ぶ

プログラミングを始める際は、初心者向けの教材を使い、アルゴリズムやプログラミングの基本概念を理解しましょう。わかりやすい説明とサンプルコードが豊富な教材を選ぶことで、スムーズに学習が進みます。

ステップ2: 実際に手を動かす

理論を学ぶだけではなく、簡単なアプリやウェブサイトを作ってみましょう。これにより、学んだ知識が実際にどのように使われるかを体験できます。

ステップ3: 質問できる環境を整える

プログラミングでは、エラーが頻発します。そのため、問題が発生した際にすぐに質問できる環境を持つことが大切です。オンラインコミュニティやスクールのサポートを活用することで、疑問を解決しやすくなります。

この3つのステップを実践することで、プログラミング学習の挫折を防ぎ、スキルを着実に向上させることができます。


▼OTSSの新人研修カリキュラム

前回もご紹介しましたが、当社では未経験者でもプログラミングを基礎から学び、実務で活用できるスキルを身につけられるよう、約5カ月間の新人研修を実施しています。研修では、データベースやネットワークの基礎からスタートし、Javaを使ったシステム開発やSpring Bootを用いた実践的な演習も行います。研修の最終段階では、チーム開発を通じて実践力を養い、一人でWebアプリケーションを開発できるレベルに到達することを目指します。研修では現役エンジニアが直接指導し、サポート体制も万全ですので、未経験者でも安心して学習に取り組むことができます。

アルゴリズム力を高めるための取り組み

プログラミング未経験者の皆さんが、基礎をしっかりと身につけていけるよう、当社では「アルゴリズム力を高めること」を一つの柱とし、段階的かつ実践的な学習プログラムを提供しています。
まず、アルゴリズム論を学び、問題解決のための手順を論理的に組み立てる力を養います。次に、フローチャートを使ってプログラムの流れを視覚的に理解し、論理的思考を強化します。その後、配列やリストなどのデータ構造を学び、さらに整列や探索といった代表的なアルゴリズムを習得します。学んだ理論をフローチャートで整理し、演習を通して実践的なスキルを磨きます。
最終的には、これまで学んだ内容を統合した「プログラミング演習」に進みます。ここでは実際にコードを書き、学んだアルゴリズムやデータ構造を活用しながら問題解決に挑みます。演習を通じて、プログラミングの流れや考え方に慣れ、実践的なスキルを確実に身につけていただくことができます。


以上が、プログラミング初心者の方に知っていただきたい内容です。
プログラミング学習は決して簡単ではありませんが、しっかりとしたステップを踏み、適切な方法とサポートがあれば、着実にスキルを身につけることができます。当社では、プログラミング未経験の方を支援する体制を整えており、研修を通して実践的なカリキュラムを提供しております。
プログラミングの世界に興味がある方は、ぜひ私たちと一緒にチャレンジしてみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
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