AUビデオで「ダイバージェント」と「ダイバージェントNEO」をイッキ見したんです。俺的には面白かった(笑)
ということで、ちょっと「ダイバージェント」について
Wikipediaより「あらすじ」を引用です。
世界崩壊後のシカゴでは、人類最後の生存者たちが、平和を守るために無欲を司る「アブネゲーション」、平和を司る「アミティ」、高潔を司る「キャンダー」、博学を司る「エリュアダイト」、勇敢を司る「ドーントレス」の5つの共同体(派閥)を作り、200年に渡って平和な社会を営んでいた。ベアトリス・"トリス"・プライアーも審査を受けるが、そのいずれにも属さないダイバージェント「異端者」とみなされてしまう。その判定を受けて間もなく、完璧であるかのように見えていた世界に潜んでいた「邪悪」が姿を現し始める
なんだか、あまり人気が薄いようですが、これは原作を読んでみたいなと思いました。
映画はアクションが多く、映像的にはドンパチガッシャンゴットンと大荒れな感じです。
ヤングアダルト小説というのは、こういうのが多いのでしょうか?
恋愛+アクションですね。
で、恋愛の部分が、ヒロインの成長に欠かせない要素だと言うので、ちゃんと描きたいとWikipediaから伺えます。引用するとこの部分
本作の脚本を担当したエヴァン・ドーハティは「僕はこの作品のもつ力に魅了された。しかし、トリスとフォーのラブストーリーも重要だ。恋愛はトリスというキャラクターの作中における変化と密接にかかわっているんだ。性的な緊張や触れ合いも多いが、どれか一つの要素でも省くようなことをしないという姿勢は大切だ。すべてのものがトリスというキャラクターの成長の糧になるんだ」
ダイバージェントを直訳すると
分岐する。散開する。異なる。という意味のようで
この作品では「異端者」と呼んでいるようです。
私にとって、マイノリティー的な話は、大好物です(笑)
ようするにこの作品は「変わり者」が、「世界を救う」っていう話です。
なんて簡単に言ってしまうと、それまでなのですが、
常識を疑うという視点が、どれだけ大事なのかってことを気づかせてくれるはずです。
この作品には5つの派閥があります。この派閥にはどんな問題があるのかを知ることと心の探求、どんな感情も併せ持つことの大切さや、その感情のバランスのとり方を学ぶことの大切さは、今の世界の情報リテラシーの向上にも繋がる作品だと思っています。
そういう意味では、脚本家の大勝利だと思います。
またまたWikipediaより引用ですが
「脚本を書くのは難しかったよ。なぜなら、原作は壮大なアイデアが数多く、しかも、ぎっしりと詰まった本だったから。原作に忠実であってクールな2時間の映画にするのは本当に難しかった。観客が5つの共同体を思い描くだけでなく、6つ目の共同体である『ダイバージェント』と『ファクションレス』という状態がどんなものなのか分かるようにしなければいけないんだ。だから、原作の世界観をリアリティを持った形で素早く大スクリーン上に作り出せるような脚本を書いた。」
この6つ目の存在が、作品の肝となるようです。
FINALを見ていないのですが、私が見た2作品だけでも結構面白いです。
この作品のメッセージ性は大いに気に入っていて、「勇敢」でも知識が重要で、知識も無く「無欲」で平和を唱えてもダメなのでしょう。
「平和」と「勇敢」にはどのような違いがあって、「高潔」にはどのような役割があるのか、この関係を面白く描いています。
それを面白く見せてくれるのが「異端者」と「無派閥」の属性という事になっていて、外の世界から見たラベル貼りという世界の矛盾を痛烈に抽象している描写が伺えます。
そういう意味で面白いです。私は大満足でした(笑)
おそらくこれは、原作が相当面白いものなのだと思います。
心の葛藤とか、目に見えない部分の多い作品なのだと思うと、映像化したことで感じ取れない部分に原作が好きな人は不満に思ったのかもしれないな。
あなたの心にはどんなダイバージェントが存在しますか?
去年、映画でダイバージェント FINALをやっていたのですね。DVDも既に出ています。
世界に、「常識」を「疑う心」を取り戻そう。
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