ETA-6　デジタル都市令和市が終わる

オープンチャットは次々と閉鎖してゆき、令和市について語れる場所はなくなっていった。あの時、令和市ってあったよね。そういう時間が走馬灯のように蘇る？？？

どういう関わり方をしていたのか？そこへ行って何を見て、何をしたのか？
痕跡をたどる。

その過去の思い出すらもあっという間に爆発して燃やされてしまう。

次は何処へゆこうか？

人々が彷徨いだし、幽霊のように、浮遊している。

行く場所を求めて、令和市何処やねん。

いや、もうなくなりましたわ。

そんなわけない。

まだ何処かに残っているはず、あ、令和市民大学あるじゃん。
あそこは駄目だ。ウィルスに侵されてるらしい。シ者が彷徨っているらしい。

近づけば、何があるかわからない。

次の行く先、決めているか？

爆発から逃れ逃れて、船に拾われたって？
しさく島あたりも面白そうだぞ。ちょっと寄って行ってみなよ。
新しい唄の音が鳴り響くかもしれない。吟遊詩人でもいるのかな？

爆発から免れた部屋もあるらしい。きっと丈夫なシェルターを作っていたのだろう。ゆかりの部屋って言ったっけ？

毎日、３つの幸せを発見することができるっていう場所だ。

どうだ？面白そうだろ？

それで、次はどこへ行く？

一番賑わっている場所は、令和市民大学から脱出に成功した多くの人々が集まるキタキタの遊び研究所らしいぞ。ああ、なんか楽しそうに遊んでらあ。

デジタル都市って何だったんだろうな？

人が集まる場所は、全部都市。そういえばnoteってデジタル都市があるんだってさ。noteへの電車も走ってるよ。

次はどんなデジタル都市へ旅行でもするかな？

また、新しい令和市でも探すか？

それもいい。

人が集まる場所が、デジタル都市だ。

さぁ、旅に出よう。よーほーほー♪

おっと、いけねえ。
澪標研究棟に、宝の地図を忘れてきちまった。

令和市はあと６日で終わります。

しかし、令和市シェアード・ワールドは、マルチバースなので終わりません。みなさんの想像力がある限り。