シェア
ふぃろ@사랑하다👿【DeSci6-16:DAO-RED/DAR】
2017年5月23日 16:49
「続きまして、ご報告があります。ある交易路にて魔物が出現した可能性で調査依頼が入っており、すでに上層部より木霊使いが派遣されたとのことで、その後の統制をお願いされています」通信係が事件についての資料を召喚士に手渡した。「護符の力で執着していたものを忘れられるか、私の過去もほんの少し忘れさせてもらいたいものだね」召喚士はボソリと呟いたが、通信係の耳には届いていなかった。「今、何か言いましたか
2017年5月23日 16:06
護符使いが席を外してお面を付けると、誰かが一時の宿場に入ってきた気配を感じる。背中越しに弟子と依頼主が入ってきた1人と会話を始める。依頼主の知り合いなのだろう。少し揉めているようだ。「繋がりました。ご報告をどうぞ」お面の視覚が中央機関のロビーを映し出す。そこには鏡に映された私がいる。私ではない、このお面を付けているのは別の人間だ。この感覚はどうもなれない。まるでそこに居る自分のコピーに対