旅立てない我らと言の葉のプレゼント
巣立つ場所は同じなのに
どうしてこうも生き方が違うのだろうか。
いつだって毎日会いたいのに。
生きてるよー!って無言で言ってくれたら
それだけで僕も生きられるのに。
卑屈な僕の詩をあなたに捧げよう。
明日も明後日もそのまた先も。
届くかな、届いたらいいな、届くわけないか、、
が届いていたとき。人は混乱する。
嬉しさと惑いと後ろめたさがある。
いや、そんなもんじゃあないな。
今の僕はこの感情に名前をつけることができない。
あなたの言の葉は
あまりにも鋭利で
あまりにも人間的で
あまりにも美しい。
だから僕も綴るんだろうな。
互いに悲しい香りが好きすぎるのだから。
信じて待ってみた。
巣立つ場所を離れた僕らは2人で新たに巣を探す。
これが俗に言う“愛の巣”というものだろう。
気持ち悪い言い方だけど仕方ない。
「生き方なんて関係ない」
「会いたいけど合わせる顔が無かった」
「そんなこと言うけど、見てたよね笑」
静かに僕らは巣で暮らす。
旅立ちはいつも同じ場所。
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