SUCK YOU TUBE
急にやる気がなくなりました。
まあよく続いたもんだと思いますが、連続投稿記録が途絶えたのが主な原因です。
それも所謂寝落ちみたいなことで、気付いたら朝でしたから、残念なものです。
噂によると最近は、テレビの中のひとたちがYouTubeで動画を出したりしているそうです。特に何かしらの不祥事とか言われるもので、つまり干されたような状態の、無職系芸能人的な人が多いそうです。
そもそもその”不祥事”とやらが厄介なもので、不倫だとか麻薬だとか反社会勢力との繋がりだとか、特に周りの人以外は関係のない、もはや取り巻きですらそこまでの影響は出ないであろうワイドショーネタらしいです。
そんなことで世間から虐げられるのであればそこら中の大統領や総裁みたいな偉い人たちなんかとっくに消し去られているのではないでしょうか。
別に僕は権力が嫌いだとかそういうルサンチマンには興味ないのでそういうことではないです。
もちろん全然テレビに出られないし全く売れていない芸能人の方々も、藁にもすがる思い、なのかは知りませんが、YouTubeでなんかやっていたりすると思います。たぶんその人たちはアルバイトをしていると思うので無職系芸能人ではないと思います。
元より人気のあるYouTuberと呼ばれる芸能人的な人たちや、それに憧れている駆け出し的な人、なんとなくお金儲けできそうなのでやっている人、精神異常者なども動画投稿に明け暮れている、そんな世界がYouTubeにはあるようです。
果たしてYouTubeという世界はお金稼ぎできるのでしょうか。
上に書いた人たちの95%はお金儲けのためにやっていると思います。有名になりたい、という人もいるでしょうが、結果お金が稼げるのが有名人なので、目的は違ど到達点は一緒です。ここではいつもオシャレな紙袋を持っているホームレスみたいな地域的な有名人は除きます。
実際にYouTubeで生計を立てている人はたくさんいて、中央値よりも収入が高い人も少なくありません。
その情報が出回るや否や、大衆というのは実に単純で、そこに金塊があると、あり続けると信じて群がっていくのが常です。bitcoinも同じですね。
儲ける確率が高いのはプラットフォーマーとデベロッパーとパイオニアですので、やはり社会学や心理学というものは面白い学問だと再確認できます。
話が逸れましたが、YouTubeに限ったことではないけれども、お金を稼具ことができるのは一部であるということです。
ここまでは前置きで、核心は冒頭に書いた”無職系芸能人”の話です。
彼らがテレビの世界で行くあてを無くして、インターネットの世界、今ではYouTubeに参入することは決して悪いことではありません。不祥事と言われている悪事が原因でなく、ただ飽きられて拠点を失った人もいますし、そこにビジネスチャンスを見出して集まっているだけの話です。
ここで困るのが先住民たちです。どんなに有名なYouTuberでも、歴史を考えればテレビの中の人に勝つのが簡単ではないとわかります。その中でも新規参入組とかルーキーたちに勝ち目なんか皆無と感じてしまいます。なぜなら移民の民たちは恐るべきルーツと能力を持ってきているからです。一般人ではないから芸能人であり、どんなにあなたがつまらなく感じてもその人には特殊な才能があります。そんなフォースを使うジェダイみたいなやつがきたらどうにも抗える気がしませんよね。
ここにわかりやすい問題点が表在化しています。
ネイティブの民と同じく、YouTubeという世界で発展を遂げ楽しい世界を作り上げてきた人たちが、割と簡単に虐げられ、違う世界に生まれ変わるということです。その変わった後の世界が悪いとも思いませんが、悲しむ人たちは多そうですよね。
経済的な観点で言えば、今まで小銭を稼いでそこそこに暮らしていた人たちが、元々大金を手にしているのにそこで一緒になって小銭を稼ぐ人が来たが故、そこそこに暮らすこともできなくなってしまうのも問題かもしれません。
前者と後者では同じ小銭でも価値が違いますし、後者にとってその小銭がなんなのか僕には理解できません。
個人的な意見を述べると、今までも全部個人的な意見ですが、所謂不祥事組を中心に特に芸能人という以外の才能は無い人たちが参入するのはあまり面白くない展開だと捉えています。
弱小が稼げないとかそういうことではなくて、芸能人というタグだけですぐに一定数の市場を掴めてしまうので、内容がつまらなくてもどうにかなってしまうのです。つまり全くアートではない。
芸能人はその世界で認知度を広めていくことが成功であり、結果アートになると思うのですが、その過程を踏む必要のないYouTubeでは素人の飲み会レベルに過ぎない内容しか生まれない気がしてしまうのです。
もちろんテレビではできないとか、ニッチな趣向すぎて大衆向けのコンテンツではない、というところからアートを求めてYouTubeで燥ぐ芸能人もいますし、それが美しい姿なんじゃないかと思ってしまうのです。
だってお金稼ぎたいならテレビで稼げばいいし、それができなくてもその辺歩いてるだけでお金稼げると思いますよ、もう有名なんだから。
今更YouTubeでなんかやっても、ヒカキンには勝てませんし、日本という小さな括りではヒカキンでさえ中堅ですから、効率悪いと思います。アートに走るわけでもなく、マネーに走るわけでもない、そんな行動をしているのがみていてかわいそうになってくるんです。才能があるのにもったいないな、と思ってしまいます。そこで「才能があるからYouTubeでも稼げる俺」とか勘違いしてしまう部類の人は頭悪すぎて見ていられないです。
インターネットの世界はアートで在るべきだと、身勝手に思っているのです。マネタイズのツールとしても優秀ですが、それはあくまでもツールに過ぎず、本質はクリエイティブの拠点であってほしいのです。
そうでなければブロックチェーンもpornhubも生まれなかったと思いますし、そうでなくなればYouTubeはテレビと同じだし、Facebookはタウンページじゃありませんか。
インターネットが、YouTubeが、ただ過去になるのではなく、数年のうちは発展をしていくためにも、つまらなくするのはなるべくみんなで避けましょう。
何よりご自身の才能の無駄遣いをしないように、皆さんで考えていけたらいいですね。
いつものことですが、話がふらふらしていてよくわからないですが、特に強い意志とかそういうのではなく、小銭拾ってないで爆発的な何かを求めろカス、という話です。
僕は別にいいですけど、国が目に見えて縮小していくのって、なかなかヤバイと思います。
歯磨き粉の中でコルゲートが一番美味しい。
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