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山種美術館とお散歩🍡

山種美術館に久しぶりに行った。
ちょうどいい大きさで質の高い展示をゆっくり楽しむことができる美術館でとても気に入っている。
展示会の作品をテーマにした和菓子を楽しめるのも好きだ。

今回は、癒しの日本美術ーほのぼの若冲•なごみの土牛ーという展覧会だった。
癒しに着目した美術展って珍しいのではないか、と気になったし、出展されている作品も上村松園、若冲と好きな作家だったので楽しみにしていた。
美術展としては珍しい、と書いたが、美術コレクターの立場で考えると、作品を気に入って買うわけだから鑑賞した際の癒しや心の安らぎってかなり重要なポイントなのではないか。素敵!

江戸時代の「ゆるかわ」、癒しの風景などテーマごとに作品が分けられており、自分の感覚で楽しむことができた。日本画に親しんでもらいたい美術館の意図も感じた。

私にとって、可愛いって何も考えずに出る言葉だし、心が一番反応する気がする。
最近、日常でアートに触れることが少なく、感受性が乏しくなってた気がしてたけど、癒された。

こちらが展示会で唯一撮影が許可されてた長沢芦雪の菊花子犬図。撮影不可の展示もゆっくり見れる演出で良いと思う。好きな作品を撮影するのも楽しいけど、撮影することに気を取られてしまう時もあるし、そうやって撮った時こそ見返さなかったりする。

さて、子犬ちゃんたちですがなんで可愛いのでしょう。本物の作品を見て、すっかり虜になった!他にも長沢芦雪が犬を描いた作品があるようなので見てみたい。素敵な出会い。
個人蔵とのことで、展覧会に出してくれた所蔵者の方に感謝だなぁ。

もちろん帰る前に和菓子を食べた。
アートとお抹茶と和菓子で心がほぐれた素敵な一日だった。

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