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怪しい短歌 レ 5首

ラジオから流れ続けるすすり泣き違うこれはただの雑音

太古から続く命の一瞬の儚さの間に出る苦しみ

昨夜から降り続く雨錆の雨廃車の影から睨む野良猫

透明な雨に抱かれ歩むときあなたの歌の蘇る坂

風が吹く遮るものの無い町を私を巡る四季も気にせず



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音郷
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