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怪しい短歌 ソ 5首

どこまでも足跡は続き途絶えぬと空を仰いで北を指差す

坂半ば息を切らして振り返る私を見送る仄暗い影

木枯らしよ彼女の声を聞いてくれ僕一人ではとても足りない

懐かしい風の吹く街あの夏に遊んだ友の影を数える

2年前夢で交わした約束は今日見る夢の海で会おうね

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音郷
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