解消に向かう米小売の在庫問題、次なる焦点は「小売が価格決定権を取り戻せるか」
ダイヤモンド・チェーンストア・オンラインへの寄稿です。
米小売業界では、2022年にパンデミック後の消費の中心がモノからサービスに移行する傾向を読み切れず、不良在庫が積み上がるチェーンが続出。
2023年も在庫は高止まりして、各社の収益を圧迫しました。
しかし、サプライチェーンの混乱が収まり、値下げによる在庫圧縮も進んだことから、ウォルマート(Walmart)やターゲット(Target)など大型店舗はもちろんのこと、アパレル各社などでも在庫適正化が業績改善の理由に挙げられるようになっています。
こうした中、業界における2024年の関心事は、「過剰在庫の解消で小売が価格決定権を取り戻せるか」です。
分析を試みました。ご一読ください。
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