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トランプが政権人事で「共和党エリート」たちを次々と粛清…!「ほめ殺し」の末に追放されたポンペオ元国務長官の「悲惨な末路」

現代ビジネスへの寄稿の前編です。

ドナルド・トランプ次期大統領は過激な発言、直情的な発言が持ち味でした。ところが、第2次政権の人事のなかで、婉曲的で反語的な表現を使うようになっていることが興味を引きます。

一般的に想像しやすいのは、「京ことば」です。近年では、反語的で底意地が悪い表現を指して、「京ことば」と言われるようになっています。

たとえば、「ええ時計してはりますなあ」は、相手の時計を褒めることで「時間見よし、早よお帰りやす」という意味になり、〇〇ちゃん、ピアノ上手にならはりましたなあ」は「ピアノの練習の音がうるそうて迷惑してますわ」という意味を込めてあるといいます。

それを念頭に、トランプ氏が11月9日に自身がオーナーであるSNSのトゥルースソーシャルで、次のように投稿したことを分析してみましょう。

「私は、組閣中の次期政権にニッキー・ヘイリー元国連大使とマイク・ポンペオ元国務長官を招かないことにした。私は彼らと仕事をすることが非常に楽しかったし、その貢献を大変ありがたく思っており、祖国への奉公に感謝したい。米国を再び偉大にせよ!」

また11月14日には、財務長官候補として取りざたされた米金融大手米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)に関して、「ダイモン氏を大いに尊敬しているが、政権の一員として招くことはない」と投稿しています。

これらの投稿を素直に読めば、トランプ次期大統領はヘイリー氏、ポンペオ氏、ダイモン氏を高く評価し、感謝しているけれども、今回はそれぞれ別の候補を考えているという意味にとれます。

しかし、人事が決まってから指名された当人の名前を公表するならまだしも、入閣させない人たちの名前をわざわざ人事検討段階で「晒す」のは異常です。トランプ氏が再開させたSNS政治には、裏の裏を読ませる意図が隠されているのです。

実はトランプ次期大統領は「京ことば」を用いて、自分がどれだけヘイリー氏やポンペオ氏、ダイモン氏を嫌っているかを語っているのです。それは、9日の発言の最後に大文字で強調させて書かれた「MAKE AMERICA GREAT AGAIN!(米国を再び偉大にせよ!)」で明らかにされています。

さらに詳しい内容は、ぜひこちらでお読みください。

ヤフコメです。


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