世界インフレ「大バトル」が大変なことになっていた…!米パウエル議長とサウジ皇太子の「大一番の行方」とその「落とし穴」のヤバすぎる現実
マネー現代への寄稿、第2部です。
アメリカFRBのパウエル議長と、サウジアラビアのムハンマド皇太子が、激しいバトルを繰り広げています。
それは、2022年3月にパウエル議長が大幅利上げを始め、また、ムハンマド皇太子が同年11月に原油減産に踏み切って始まりました。
前編『なんと米パウエル議長とサウジ皇太子が‟大喧嘩”していた…!「世界同時インフレ」をめぐって勃発したヤバすぎる「バトルの全貌」』で紹介したとおり、インフレ抑制のために利上げして原油価格を下げたいパウエル議長と、減産で原油価格を上げたいムハンマド皇太子の思惑は真っ向から対立しているのです。
米金融大手バンクオブアメリカのフランシスコ・ブランチ氏は「攻撃的な利上げをする米FRBと反撃するサウジ、つまりムハンマド・ビン・サルマン皇太子とパウエルFRB議長のバトルロワイアルになっている」と指摘しました。
果たして今後は、どうなっていくのでしょうか。世界経済と地政学のはざまの暗闘を基に読み解きました。ご笑読ください。
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