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米金融政策の「失敗の本質」はどこにあるのか 地方銀行の相次ぐ破綻に見る信頼の揺らぎ

ドットワールドに寄稿しました。

米国では2023年3月以降、シリコンバレー銀行(SVB)、シグネチャー・バンク、そしてファースト・リパブリック銀行など4つの中堅地方銀行が相次いで破綻しました。

金融の安定を優先する当局の強い意志に基づく預金保護などの救済措置により、現段階ではそれ以上の金融不安の広がりは抑えられているものの、今回の相次ぐ破綻に対しては、当局が金融機関のリスクを過度に許容し、監視を怠ったことで対応が後手に回ったと指摘されています。

日本から見ると合理性の理想形に語られることの多い米国も、意外と非合理的な失敗を繰り返す側面があることが浮かび上がってきた格好です。

米国民は、繰り返される失敗によってどのような影響を受けているのでしょうか。また、金融に対する信頼感はどう変化したのでしょうか。

金融不安に共通する「失敗の本質」的な教訓とともに、現地の声をまとめます。ご一読ください。


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岩田太郎
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