【連載18】 自分に大ファンのものがあることは、自分がファンになってもらうことにおいて、とてもヒントになる
なぜ5年間、続けてこられたのか?
-OTO OTOが大切にしてきたことvol.18-
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自分がされて嬉しいことを、人にもする。
日々そうできたらなと思っています。こんなこと言われて嬉しかったな、あのさりげない気遣いが嬉しかったな。受け手になってそう感じたことを、自分が送り手になったときに思い出すのです。(もちろん逆に、嬉しくなかったことも)
そして、そのことは作家活動においても、多いに生きてくることなんじゃないかと思っています。
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わたし自身も、作家さんの作品を買わせていただくことがあります。最初は作品が可愛くて興味を持つのですが、作家さんを知ってすごくファンになることもあります。
自分がファンの立場になったとき、(作品を好きだなと思う以外の面で)「わ!うれしい!」「ますますファンになっちゃった!」と感じること=〝こんな風に対応していただけてとても嬉しかった〟や〝この人の発する何気ない言葉が好きだな〟など。そう感じたことを、自分のファンの方にもできたら良いなと思っています。
きっとそれって、大それたことではなくて小さな気遣いが、できるかできないか。
でも、送り手の立場しか経験をしていないと、意外と気づかなかったりする。そういう意味で、作家作品の送り手になるなら、受け手を経験しておくことは、とても大切なことだと思っています。
自分もネットショップで作品を購入してみたり、ハンドメイドイベントにお客さんとして足を運んでみる。それをやるかやらないか。
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そして、自分が受け手になる話は、作家の世界だけのことではありません。わたしには、長年大ファンのアーティストがいます。なんでこんなに大ファンになったのか?もちろん作品が好き、ライブが好き、見た目が好き、などは、ファンである大きな理由のひとつ。
そしてそれ以外に、人柄や考え方にも惹かれています。ファン対応なんかも、素敵だなと思うのです。ふとした時に、思わずファン心をくすぐられる瞬間があるのです。
作品だけでなく、その人自体のファンになると、たとえば作品の作風が変わったとしてもファンでなくなることはなくて。変わることにチャレンジする姿勢や、いろんな事を乗り越えていく姿も応援したいなと感じてしまうのです。
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こんな風に、自分も大ファンのアーティストがいたり、作家さんの作品を買ったりして受け手になることで、自分が送り手になったときに、ファンになっていただくことへのヒントをたくさん得ているように思います。
つまり、自分に大ファンのものがあることが、わたしの最大の強みなんじゃないかなと感じています。
今回のnoteでは、自分がファンの立場になって受けることの中で、ヒントになってきたなと思う点を振り返ってみます。
1、自分も作家さんの作品を買う中で得るヒント
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