【連載11】 見つけてもらうために
なぜ5年間、続けてこられたのか?
-OTO OTOが大切にしてきたことvol.11-
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「どんなに良い作品でも、見つけてもらわなければ、日の目を見ない。」
これは5年間の作家活動の中で、強く強く感じてきたことです。今は、ものづくりの作家を始めやすい時代であると思います。それゆえ、作家さんの数もとても多い。
大きな出展イベントに出てみると、こんなにもたくさんの作家さんと作品が存在するんだとびっくりします。来場されるお客様も、きっと見て回るのが大変だと思います。
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実際、わたし自身もときどきお客さんとしてイベントを覗きにいくことがありますが、元々お目当てだったブースを回っただけで、疲れてしまうこともしばしば。会場全部を隅々まで見て回るということは難しく、ぱっと見て気になると思わせてくれるブースにしか立ち寄らないような気がしています。
特にアクセアリーのような小さな作品は、遠くから見ると全部一緒に見えてしまい、何か興味を惹かれる点がない限り素通りをしてしまいます。また、すぐ近くまで行かないと何だか分からないという場合は、最初から見ないようにしている傾向にもあります。
(なんとなくブースに立ち止まってみても、作品に対して興味が沸かなかったときに、なんだか申し訳ない気持ちになってしまうからです。)
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そんな中、少し離れたところからでも吸い込まれるようなブース、には自然と立ち寄ってしまうのです。自分がお客様の立場になってみると、そんな気持ちがよく分かります。遠くから見ても目立っていたり、ぱっと見て視界に入れば、気になります。気になったら、近くでよく見てみたいなと思うのです。
それゆえ、自分が出展する立場になった時に、たくさんのブースの中からどうやって見つけてもらうか?どうやったら立ち止まってもらえるのか?ということを、いつも考えたいなと思うわけです。たくさんの時間をかけて、たくさんの作品を準備していくわけですから、たくさんの人に見てもらいたいじゃないですか。
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出展イベントに出ると、いつも願うこと。
- 今日も見つけてもらえますように -
vol.11のnoteは、そのためにわたしが心がけてきたことを書いてみます。出展イベントでなかなか見てもらえない!もっと見て欲しい!と悩んでいる方に読んでいただきたいです。
1、遠くからでも目立つディスプレイ
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