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音野里たより(10)〜音楽公論〜
今日は雪。
5cmくらいは積もってる。
畑も雪で覆われているだろう。
今日はお家でおとなしくしておこう。
というわけで、音楽公論のお話。
毎回楽しみにしています。
昨日はジョンケージの巻。
コンパクトにまとまってて分かりやすい。
星野源のコメントも毎回面白い。
で、例の4分33秒。
今から演奏する?まさか⁉︎
ホントに始まった!
TVから音が消え、たまにスタジオの物音が聞こえるくらい。
これはすごい、画期的だ!
一歩間違えたら放送事故にされかねない。
ETVやるね!これなら視聴料払いがいあるよ〜
などと思いつつ、自分も耳に集中した。
時計の音や風の音などが聞こえてきた。
聞こえてくる音は全部音楽だ、というケージの主張が
わかるような気がする〜
などと思いにふけり出したところで、急に音声が。
もう4分33秒経ったのか⁉︎
集中したら時間の経つのは早い?
それにしても早すぎでは?
奥さんが2分も経ってないよ、と言う。
え〜?がっかりだ〜。
なんてもったいない!
ケージが4分33秒と時間を決めたのには理由があるだろう。
せっかくやると決めたなら最後までやってほしかったな〜。
制作者にすれば、短い時間枠を有効に使うため四苦八苦してるだろう。
途中で切り上げることで他の情報を伝えることができる。
それが常識的判断だろう。
でも相手はジョンケージなのだ。
そういう常識をひっくり返すのがこの人ではなかったのか。
そういう意味で、実に残念でありました。
次回は808らしい。
これまた楽しみ!