すきなことを「スキ」と言うことはカンタンだった
小さい頃の記憶ってほんとうにすごい。
自分で創りあげている可能性もあるけれど、思い込みや思考のクセにつながって、今のじぶんの選択にいつも影響をあたえてくれる。
あなたは、すきなことを「スキ!」と言える人生でしたか?
わたしは、自分から遠ざかる人生でした。
すきなことを好きということや、テンションがあがるほど歓喜でこころを埋め尽くすようなものから。
なぜ?
小さい頃、わたしが喜ぶと母親がイライラする。
この記憶がわたしの現在の選択をつくっていました。
本当にこの記憶が正しかったのか、間違っていたのか、は正直どうでもいいこと。
課題なのは、わたしがそう思って、自分の人生の選択に影響を及ぼしているということ。
(ここにたどり着くまでに1年かかりましたが、たどりついてから向き合う方が、はるかに時間が長いので気づいたもん勝ちです!(笑))
お母さんを恨んだっていいし、憎んだっていい。
だけど、それでは何も解決しなかった。
結局、いまの選択をしているのはすべて自分なのだから。
(ここを認めるのも、すごく苦しかった。誰かのせいにしているときは、心がラクだったから。)
「全部わたしの責任。」って言葉で理解しているようで、腑に落ちると苦しくてたまらない。
わたしはたくさん泣きました(恥)
あぁ、結局、いまを創っているのは自分なんだ、と認めた方がラクなのだけれど。
おっと、本題はそこじゃなくってね。(笑)
でもつい3日前、「推し」を見つけたのです。(それは突然に)
たまたまつけていたテレビで、あるアーティストがパフォーマンスしていました。
なんか今までにない感じでかっこいいなぁなんて思った気がします、その時は。
3日前、その時みたアーティストとYouTubeで再び、出会うことに。
「あぁ!このひとたちだ!このひとだ!!!!」
と、内側からぷつっと湧きあがるナニカを感じました。
それはまるで、土から芽吹く新芽のような感覚。
静電気がビリっと指をつらぬく感覚。
迷子になりかけて途方に暮れていた時に、目の前にみつけた瞬間の感覚。
恋愛初期のドキドキ感にも似たような。
それから狂ったようにYouTubeざんまい。
(堕落した日々、怠惰の極み、酒池肉林に堕ちたかつての中国の誰かの気持ちがいまならわかる)
2日ほど、永遠に動画をみつづけたあと、意を決して、夫に伝えました。
「わたし、この人がスキで、ハマったんだよね・・・!」と。
「はぁ?誰だよ、知らん。」
(全世界のファンのみなさま、何も知らない一般人の言葉なのでお許しください(汗))
あれ、怒ってない・・・。
彼の言葉に感じた最初の感情は、これでした。
すきー!きゃー!!!と言っている自分を許せずにいたけれど。
わたしが勝手に作り上げた思考のクセでしかなくて。
わたしのまわりのすべての人が、イライラしたり、怒ったりするわけではないのに、気づかずにずーっと自分で抑え込んでいたことに、ようやく気がつきました。
自分のことは、じぶんで決めていいんだ。
すきなものをスキと言っていいんだ。
黄色い声をあげても、じぶんのすきま時間にすきなひとを眺めても。
(ルールのなかでの自由ね)
たとえ、それで相手がどう思おうと、どんなリアクションが返ってきたとしても。
かっこいいものはかっこいい!
すきなものはスキ!
きゃー!と叫ぶ必要はないけれど(笑)
好きなものを見たり、聴いたり、お金を使ったり、なにをしてもいいんだ。
(わたしたちの自由は一定のルールのなかで輝くものだから)
なにを抑えていたんでしょうか?
・・・と、思うくらい毎日、「推し」に癒されています。(笑)
でもさ、いつのまにか引き戻されちゃうことあるんだよね。
ひとつ、クリアしたからって終わりじゃない。
だって、自分を生きていくって、その命が尽きるまで続いていくことだから。
いろんな自分を知っていこう。
いろんなクセに絶望するより、アップデートできるアプリを定期的にメンテナンスするように、「あ!こんなとこもあった!(笑)」って、どんどん成長していくことを、わたしは選択するよ。
じぶんで自分を幸せにする♪
生まれ持った素質と思考のクセを星よみと言葉のチカラで紐解いて
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