情報商材詐欺と消費生活センター③

大変遅くなりましたが以前の続きです。

これで一応この話は終わりです。

まあ依然としてバカだった私は1カ月くらい一生懸命、ヤフオクの評価集めをします。

しかし、スクールと言いつつ、ラインで何も発信をしない主催者、月に一度はミーティングをすると言っていたにもかかわらず、何の連絡もない。

こちらから連絡すれば一応は返信が来るが、評価集めをひたすらしなければいけない状態…。

そんな状況に飽きてきてしまった私は兄と連絡を取った時にふとこの話をしてみました。すると兄はバカなことに騙されてないで、すぐ辞めろ!と言いました。

・・・


騙されてる…のかな?


その後、市内の消費生活センターに電話して状況を説明し、近い日にちで訪問します。

対応してくださったのは、女性の相談員の方でした。

状況を説明し、
・スクールを辞めたいこと
・既に支払ったスクール代3万4800円×2回分(6万9600円)、ツール代1万800円/計8万400円の返還を求めたいこと
こちらの身勝手ではありますが、センターを通して主催者の方に依頼をして欲しいという旨を伝えました。

前々から気づいていましたが、申し込み時に契約書などを貰わなかったのです。本当にアホすぎる…

そういったものがないので、相談員の方から、相手方の連絡先や、何月何日に申し込みをした、スクール代はいくらだったかなどの時系列での紙にまとめて欲しいと言われました。
また、相手方に連絡が取れるなら電話ではなく、メールやラインでスクールを辞める旨を伝えて欲しいと言われました。

最近はこういう事例が多く、若い女性でも最近そういった事例があり、ご両親も巻き込んでいるという話を聞きました。

ひとまずこの日は自宅に戻り、言われた通り、時系列で事の顛末をまとめ、代表の連絡先なども相談員にメールで送りました。

そして稼げないと思うし、その根拠もないからスクールを辞める旨も緊張しながら、代表にラインで送りました。細かい内容は覚えていませんが、何度かやり取りし、了承を得ました。その時、消費生活センターに相談するということも伝えたと思います。


そして数日後、再び消費生活センターに行き、相談員の方から代表に連絡し、今まで支払ったスクール代金の返還を願い出ます。
詳しい内容はわかりませんでしたが、支払った分に関しては返金しないというような内容だったようです。

その後相談員の方は、カード会社に連絡し、こういう詐欺の被害の為、支払いを止めたいということと、返金について話をしてくれました。
そのスクールの振込先はシンガポールの口座になっていたそうです。
すぐにカードを止め、今後の支払いをしないようにしてもらえました。

返金に関しては、現金の場合は難しいようですが、相手が拒否しても、カード会社を経由すれば取り立てられる手立てがあるようです。

そして、翌月、振り込んだ分も口座に戻ってきました。


今回の件は、本当に兄に感謝しています。
信じてやっていたら、30万をドブに捨てるようなものでした。
また、相談員の方には本当にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちです。
こんな私を助けていただけたことに感謝するとともに、情けないです…。
オレオレ詐欺とか特殊詐欺に引っかかるなんて信じられないと思っていた私ですが、やっぱりそういう人ほど引っかかるというのは本当でした。
また運良く今回は返金もしてもらえましたが、泣き寝入りになるケースも多いそうです。

この件は、本当に反省しました。もっともっと色々勉強しないとダメですね。


以上で情報商材詐欺と消費生活センターのお話は終わりです。
6年くらい前の話なのでうろ覚えで、読みにくかったと思います。

今後は思い出してから別シリーズも書きたいと思います。


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