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4つの島全部に行きたくなるようなきっかけを作りたい。大人の島留学生による隠岐島4島スイーツフェア開催!

こんにちは!
9/28(土) 西ノ島で行われた帝祭(みかどまつり)にて、
大人の島留学生が「4つの島を巡る自然な流れ」を作りたいという想いで『隠岐島4島スイーツフェア』
として4島のスイーツを取り集めて出店をしました!

大人の島留学生

【詳細】
イベント名:帝祭
日時:9/28(土)
時間:11:00-16:00
場所:黒木御所
主催:島まつり実行委員会

帝(みかど)祭 お祭り情報より

当日は、隠岐4島から取り寄せた商品約100個を販売させていただき、
完売することができました。
当日足を運んでくださった方、ありがとうございました!

今回は帝祭での『隠岐島4島スイーツフェア』の様子をお伝えします🤲

▼企画の詳細はこちら


開催の背景

大人の島留学には「プロジェクト推進」という研修のコースがあり、
その活動として本企画を実施しました。

プロジェクト推進コースとは・・・
所属している事業所で担当している業務またはプロジェクトを研修という機会を通してより推進していきたい大人の島留学生を対象とした研修コース。

・目的:同期や仲間との繋がりの中で事業間を横断・越境して「新しいプロジェクト」を発足していく機会となる。
・ゴール:大人の島留学生が大人の島留学生・島体験生を受け入れながら、新たな事業(事業性や収益性のある)を生み出す。

今回、「隠岐4島を横断した取り組みを行うことで、隠岐諸島全体を盛り上げるための4つの島を巡る自然な流れを作りたい」という想いで私たちは
『隠岐島4島スイーツフェア』に取り組みました。

4島のものを一度に集結させることで「4つの島を巡る自然な流れ」
が作れるのではないかと考えていています。

しまね観光ナビより

4島を巡る自然な流れを作ることができれば、それが各島に活気に繋がり、「隠岐全体の盛り上がり」が作れるのはもちろん、島外から来ていただいた方に「隠岐に来て本当によかった。好きな場所になった。」という状況を創りたいという想いで『隠岐島4島スイーツフェア』を実施しました。

実際にいま自分たちが隠岐諸島に住んでいるからこそ、もっと隠岐の魅力をたくさんの方に知って頂き、隠岐のことを好きになって欲しいと考えています。そのためにも今回、4つの島全部に行きたくなるようなきっかけを目的にして取り組みました。

開催までの流れ

実際にやるとなってからいろいろ動き始めたはいいものの・・・
4島は物理的にもちょっと距離があり、ツテもない。
そんな状況から始まり、いきなりどこから手をつけていいか。誰に話をすれば良いか分からないという文字通りの「壁」にぶち当たりました。

しかし、この研修で一度やると決めたことはどんな状況の中でも諦めたくはありません。先は見えない中ですが、とりあえず依頼する店舗のリストアップと企画にあたっての想いの整理を行い、自分たちが目指したい方向性を固めていきました。

改めて「自分たちが何をしたいのか?」「この活動を通してどのような状況を創りたいのか」などを整理して人に納得してもらうレベルまで言語化させることは非常に難しく、何度も議論を重ねては分からなくなっての繰り返しです。

そんな中でようやく作り上げた企画案を持って、事業所の方にアポイントを取って、商品を提供していだけないかの打診を行いました。

いいものしまねより

実際に事業所の方とお話をすると、意外にも自分たちの活動に興味を持って応援してくださる方が多く、この企画に協力してくださるというお話をいただきました。そんな皆さんの「優しさ」のおかげで、『隠岐島4島スイーツフェア』の開催の目処を立てることができました。

暗中模索の中始めた本企画、大変な点は多くありましたが
皆さんのおかげでなんとか実施にたどり着けました。

改めて、今回商品をご提供してくださった方本当にありがとうございました!

このあと9/28(土) 西ノ島で行われた帝祭での『隠岐島4島スイーツフェア』で販売した商品のラインナップをご紹介いたします。

当日販売した商品のラインナップ

①海士町 アヅマ堂さん シアトルクッキー&アヅマ堂マフィン

シアトルクッキー
アヅマ堂マフィン

【詳細情報】
島根県の隠岐諸島・海士町にある築90年の古民家を改修して、菓子工房やワークショップスペースとして(ゆる〜く)利活用しているお菓子屋さんです。お店の名前は『アヅマ堂』と書いて、『AZUMADO』と書きます。『人が集う屋根』『歴史の積み重ね』『つながっていく円(縁)』『中庸にある信念』などをイメージしたロゴをもとに、マフィンやクッキーなど様々な種類のお菓子を販売中です。

【基本情報】         
所在地   〒684-0403 島根県隠岐郡海士町海士1839−3
営業日   基本的に毎週金曜日・土曜日
※詳しい開店情報はインスタグラムをご確認ください。
アクセス 菱浦港より車で10分程度
webサイト アヅマ堂
SNS Instagram

アヅマ堂公式HPより

②西ノ島町:近藤弘志さん ひろし君のシフォン主義

テイクアウト用のシフォンケーキ

【詳細情報】
西ノ島在住の近藤弘志さんが個人で作られているシフォンケーキです。
定期的に西ノ島にあるカフェ「あそびとくらしの店 海月堂」にて数量限定で販売しています。

【基本情報】
所在地    島根県隠岐郡西ノ島町大字美田2162
電話番号   050-5894-0717
定休日    木曜日・金曜日(祝日の場合は営業)
営業時間   10:00~16:00
アクセス   別府港から徒歩3分
支払方法   クレジットカード、現金、QRコード
ウェブサイト   あそびとくらしの店 海月堂 (kuragedo.jp)  
Instagram   あそびとくらしの店 海月堂(@kurage_do) • Instagram写真と動画
note   https://note.com/kuragedo

▼「あそびとくらしの店 海月堂」の詳しくはこちら

③知夫村:めにーでーるさん れもんけーき

【詳細情報】
『めにーでーる』は、2018年に神戸から移住してきた夫婦が立ち上げたお店です。移住のきっかけは、海と牛との出会いでした。当初、お菓子作りは考えていなかったものの、移住からわずか1年で家の一部を改修し、営業許可を取得しました。スピード感を持って進めてきた稲澤ファミリーは、その背後に家族全員で大切にしているルールと信念がありました。(続きはこちらから)

【基本情報】  
所在地    島根県隠岐郡知夫村575
電話番号    080-7752-2620
購入方法          ネットショッピング
支払方法  クレジットカード、コンビニ、銀行振込、GMO後払い
ウェブサイト  めにーでーる公式HP
公開メールアドレス manydale@iCloud.com
Instagram  めにーでーる (@many__dale)
note  心踊る食材を使って、美味しくて最強のお菓子づくりを離島で

ちぶリプより

④隠岐の島町:秀月堂さん さざえ最中

【詳細情報】
『秀月堂』は、家族で一つ一つ丁寧に手づくりでお菓子を作り続けている、地域に根ざしたお店です。島の人々に愛され、地元の方々が次々と立ち寄り、笑顔と共に会話が広がる、温かく心地よい光景が広がっています。どこか懐かしさを感じる素朴で優しさ溢れるお菓子作りには、「忙しい時でも、人々の心をふっと和ませる和菓子を届けたい」という岡田さんの思いが込められています。

【基本情報】  
所在地     島根県隠岐郡隠岐の島町 西町八尾の三65−4
電話番号    08512-2-0433
メールアドレス  syugetsudou@chorus.ocn.ne.jp
※お店の詳細な情報はfacebookからご覧ください。
SNS  facebook

いいものしまねより

実際にやってみて

今回、改めて多くの人に支えられて「隠岐4島を横断した取り組み」である『隠岐島4島スイーツフェア』を開催することができました。

実際に店舗に立って販売をしてみて、『隠岐島4島スイーツフェア』の反響にびっくりしました。開店当初から多くの方が購入してくださって
十分な量を準備したと思ってた商品が飛ぶように売れていきました。

「これは、海士町のアヅマ堂さんのやつか〜!」
「サザエ最中は食べたことなかった!」
「観光で初めて隠岐島に来ていてここで4島のこと一気に知れたの嬉しい!」「実際の店舗に行ってみたい!」
などたくさんのうれしいお声を頂いたりもしました。

改めてこの『隠岐島4島スイーツフェア』で「隠岐4島を横断した取り組み」をしたことで「隠岐諸島全体を盛り上げるため4つの島を巡る自然な流れ」を作る一筋の光が見えた気がします。

もちろん、4島を連携した取り組みは関係者が多くなる分、難しく地道な作業も多いですが、その分の成果は目を見張るほど大きいという期待感が実際にやってみたことで分かりました。

改めて、今回本企画にご協力をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!

「プロジェクト推進 研修」を終えてのあとがき

今回プロジェクト推進という研修の機会を通して
当初の目的であった「自分たちのプロジェクト・仕事」を推進させるということは達成できたと感じています。
しかし、それだけではない学びをこの研修を通して得られた気がします。

この研修は、他の研修よりも実際に足と手を動かす機会が多い分、
失敗や挫折は多いです。しかし、研修の一環で他チームからアドバイスやFBなどをいただける機会もあり、自チームだけでやっている感覚はありませんでした。

この研修をやり切った今、最後まで諦めずに足を動かし続けてよかったと心から思っています。改めて、この3ヶ月は自分にとっても非常に意味のある3ヶ月になったと思います。この活動を通して考えているだけじゃなく、
実際にやることでしかわからないことも非常に多いということを学べたと思います。

今後もこの研修で得た「小さな自信」と「足を動かし続ける大切さ」をもとに自身のプロジェクトの推進に尽力していきたいと思います。
ありがとうございました。

執筆者:R6年大人の島留学生:乙川 翔太郎





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