![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122475772/rectangle_large_type_2_188fb4cd90b2348b7734c7d2a6a77ab6.png?width=1200)
くせものが好き
今朝に、まずしたこと。
珈琲豆の焙煎だ。
夫婦そろってコーヒー好き(夫をコーヒー好きにしたのは私)が行き着いたのは、自分達で焙煎することだった。
そして現在。
手回し焙煎器を手に入れてからというもの、あらゆる国の珈琲豆を購入しては、焙煎を楽しんでいる。
私は浅煎りが得意で、夫は深煎りが得意だ。
一度でだいたい350gの生豆を焼くのだが、何が一番楽しいかといえば、その香りを嗅ぐこと。
生豆の状態でも青臭い香りはそれぞれにある。それを焙煎していく過程でどんどん香ばしく変わっていくのが、すこぶる楽しく恍惚とする。焙煎は台所で行うのだが、奥の寝室までこの香りは流れ着き家中包まれる。淹れたてのコーヒーとはまたちがう、香ばしくなんともいえない良いにおいがたまらなくすき。
落ち着く。
![](https://assets.st-note.com/img/1700723616918-ogUlFMemRi.jpg?width=1200)
同じ豆でも焙煎の度合いで香りや味の変化を楽しめるのも醍醐味。ドリップ方法でもしかり。ペーパードリップとネル(布)ドリップ、時にはエスプレッソに。その日の気分で淹れ方を変えている。
最近では、アジアの珈琲豆が私の中で熱い。インドネシア マンデリンが認知度が高いけれど、タイ、ラオス、ミャンマー、インド、中国の珈琲豆も手に入れることができる。なかでも中国雲南がお気に入り。コーヒーイベントで初めて飲んで衝撃を受けたしろもの。ブランデーやラム酒を思わせる独特の香りにノックアウト。浅煎りで酸味強めだけれど後味すっきり。
こんなコーヒー飲んだことない。
自分でも焙煎してみたい!
その後、生豆を手に入れることができ自宅で焙煎してみた。
二次発酵製法の特徴か、生豆の状態でもかなりの発酵臭。
くせが強い。がゆえに惹かれる。
ほかの豆とブレンドして飲んでもいいアクセントになっている。
そういや珈琲以外でもくせの強い食べ物がすきになってきたなぁ。
たとえば、パクチーやせり。チーズもブルーチーズのように臭ければ臭いほどすき。
せりは七草がゆぐらいしか食べたことなかったのに、蕎麦にのっけて食べてから大好きに。
せり蕎麦、最高に美味い。外で食べられる店があったらぜひ行きたい。