不覚にも涙した
私にもまだ涙が残っていた。
今回のドラマ「おっパン」(おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!)第9話はこみあげるものがあって、目が潤んでしまった。
誠のアップデートが加速している!
誠(原田泰造)と妻、美香(富田靖子)の2人で行ったRANDAMのライブ後のシーン。
なぜ美香がこのRANDAMというグループのファンになったのか。その背景が明かされ、ただただ切ない。
アップデート前のバリバリ男尊女卑夫は仕事に逃げ、妻一人で息子の翔の不登校の苦悩を抱え込む。
「私の育て方がいけなかったのだ」
自分を責めはじめ、メンタル崩壊への道を絶ってくれたのがテレビで観たRANDAMだった、というわけだ。恩人なのだ。
このドラマを観ているとふと考える。
もし、私が不登校だったら母はどう接していただろうかって。もうこの世にいない母にも観てほしかったな、おっパン。
環境を変えずとも、凝り固まった考え方(概念、常識、思考、視点、立場)を変えていくと、他人との関係は案外悪いものにはならないんじゃないか。
人生山あり谷ありとはよくいったもので、何かに躓いても死ぬときは万事オーケー、あぁ悪くなかった私の人生と思えればいいや、と思うのだ。
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