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#ラストダンスは私に
私は、興味のあることは、普通に書籍を買って読んでいる。
ガーデニングから、小説、ソフトのマニュアル、その他いろいろ。
嫌いなので、自己啓発の本は読まない。
こういう本は、読むと頭が痛くなってくる。
ああしろ、こうしろと言われるのが嫌いなのだ。
なぜ、紙の書籍なのか?
パソコンの専有時間を減らすためと、どこへでも本を持って行けるから、。
岩谷時子物語を読んだ。
子供の時から、よく聞いていた歌。
自然に、岩谷時子という名前は覚えてしまっていた。
「恋の季節」
小さな貝の船は実際には浮かぶのか?
とか、疑問はあるけど、何度となく聞いた歌詞。
それ以外の歌「愛の讃歌」も岩谷時子。
歌手が歌うたびに画面に繰り返し出てくる岩谷時子という名前は、私の記憶の奥深く眠るように刻まれていった。
誰が、この歌詞を書いているのか?どんな人だったんだろう?
それがずっと、
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知りたかったことかもしれない。
歌詞を書いている方の本は、読むようにしている。
なかにし礼さんの本も読んだ。どういう気持ちでこの詩を書かれているのか?
知りたいと思って読んだ。
そして、わかった気になる。
そして、詩人の詩集。
でも、覚えているのではない、読んでも、すぐ忘れる。
でも、読みながら、その言葉の洪水に身を沈めていると、
その詩人が生きたその時代の鼓動が聞こえてきて、
重苦しい詩には、同じように息も絶え絶えになって、
その時代の空気を悶絶しながら、吸うのだ。
そして、煌めく言葉が書かれている詩には、
その、言葉の煌めく言葉の行列に光を沢山浴びている気になって、
よかった良かったと思う。
一年ぐらいかかって、読む詩集もあって、それは、何度も何度も私に問いかけてくる。
明日も、お会いしましょう。
恋人の様に、待っていてくれる。
いつ、本の扉を開いても、違う恋人に会える。
今日は、別れ、今日は、妖艶な美女。
何度も、何度も違う人物になって恋愛を繰り広げて、
呼吸する。
それは、森の奥深く誰も吸った事のない空気であるかの如く、
新鮮で、肺の中まで満たされていく美味しさなのだ 。
#大人のぬりえ #エッセイ
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