わたしの箱庭・タイトル「ご出棺です」
少し前になるが、
心とからだの非言語コミュニケーションサロン・カラージュさんにて箱庭を体験した。
たくさんのミニチュアで自分の世界を表現する箱庭。何の制限もなく、自由に作ってOK。
潜在意識が反映されることもあり、箱庭療法とも呼ばれる。
前職のときから箱庭というものは知っていて、とても興味はあったけれど体験には至らなかったので、この日はとても楽しみにしていた。
セラピストのみゆきさんといろいろとお話しした後、まずはじめに作ったのがこちら。
(長いので末尾まで飛ばしてもらって大丈夫です!)
真ん中に横たわるヒーローはとても強いが、今は死んでいて、寄り添う蝶が「起きて!」と声をかけている。
棺はもう間もなく出発する。
棺を運ぶくじらのスピードはとても速い。
右上の白鳥たちは、優しさ、お金、愛など、この世界の大切なものを守っている。
大きな宝箱はまだ開けられておらず、何か入っているかもしれないし、入っていないかもしれない。
左上の怪物は見た目とは違ってとても弱い。
ヒーローはこいつを1発で倒せるが、あえて野放しにしている。
右下の兵隊たちも怪物の存在に気づいているが、倒しに向かわない。
怪物の周りには気持ち悪いザコキャラたちが集まってきている。
怪物は船に乗りたそうにしているが、ヒーロー的には乗せたくなさそう(死んでるけど)。
ヒーローは自分の中にいる強い自分。
怪物は自分の中にいる弱い自分。
特にこのとき(8月中旬)はいろんな葛藤があり、かなりもやもやとしていた。
みゆきさんとセッションする中で最終的にできあがったのがこれ。
怪物は駆逐せず置いておくことにしたが、かわいくないので、リボンを付けた。
また、取り巻きのザコキャラたちもかわいい動物に変更。
(これにより、不思議とかなり気持ちが楽になった。)
怪物は船に乗りたかったけど、重量オーバーのため、はりねずみが代わりに乗船。
これは、怪物(弱い自分)をこれからの旅に連れて行きたくないとあれこれかなり葛藤し、最終的に、怪物がかわいく、もう少し小さくなれば乗船できると、自分の中で折り合いをつけた。
ヒーローも怪物に少し後ろ髪を引かれていた模様。
左にいる白い置物の左側は母で、旅路を心配する彼女に「無事帰る」という意味のカエルと金メダルを置き、彼女が好きな神社も建ててあげた。
【今回の気づき】
①怪物(弱い自分)自体が悪さをしているわけではない。本来ははりねずみのような可愛らしい存在だが、周りの取るに足らないザコキャラたちのせいで巨大化し、グロテスクな見た目になってしまっていた。
→弱い自分を何とかしようとするよりも、取るに足らないと考えがちな違和感やモヤモヤの解消に向けて早期にアクションする方が私には有効かも。
②強い自分も弱い自分も、私には必要。
③「死」は再生、生まれ変わりを表し、箱庭の右上は未来を表すとのことで、今まさに転換期。その先には豊かな未来が待っている?
箱庭は解説はもちろんだけど、作ること(自分の中にあるものを出すこと)自体にとても意味があるとのこと。
自分の世界を表現するのはとても楽しい。
自分で作った箱庭が今の自分を癒し、これからの自分を後押ししてくれるように感じた。
ミニチュアを少し動かすだけでも、潜在意識にしっかりアプローチしてくれるとのこと。
そういえば…
この当時、「私は母親としてどうなのか」とか「普通のお母さんってこうなんじゃないか」という葛藤を持っていたけど、2週間ほど経った今、気づけばそんなことを考えなくなった。
「そんなこと思ってたこともあったね」という感じだ。
因果関係は証明できないけれど、なんだか不思議。
みゆきさん、今回もありがとうございました!