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あなたの彼氏・彼女も【繊細さん】かも?繊細さんについて知ろう

こんにちは!「オトナ女子力向上委員会」のアラサー所長です!


このノートでは、恋愛に仕事に悩み奮闘している普通のOLの私が、
仕事、人間関係、恋愛、婚活、結婚、などなど、
アラサーOLのお悩みを解決するために、
少しでも役に立つ書籍を紹介してます💓


今日のテーマはこちら!

【繊細さん】のパートナーをもつ、
非繊細さんが気を付けてほしい8つのこと


今日紹介する本は、

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

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20万部を突破した、今とっても話題の本ですよねー!
このタイトルにある「繊細さん」とは、
日本で数少ないHSP専門カウンセラーで、
この本の著者、武田友紀さんが、自身もHSPであることから、
HSPの人に親しみをこめた呼び方です。

HSPっていうのは、
「Highly Sensitive Person」の略で、
直訳すると、「とても敏感な人」


普通の人に比べて、
「生まれつき感性がとっても敏感で、ストレスを感じやすい人」
のことなんですね。

例えば、

・相手の気持ちを考えすぎて自分の意見を言えない
・人と長時間一緒にいると、どっと疲れてしまう
・冗談交じりのささいな一言を受け流せずにグサッときてしまう
・定時で帰れる簡単な仕事でさえぐったり疲れてしまう


みたいな人ですね。周りに当てはまる人、いますか?

周囲に相談しても、
・そんな事気にしなくていいんじゃない?
・考え過ぎ、思い込みすぎでしょ
とか言われてしまって、
「自分がおかしいのかな?」「気にしないようにしなくっちゃ」と
更に自分をどんどん追い詰めてしまって、
ものすごく疲れてストレスが溜まってしまうそうなんです。

そして、この本は、
そんな敏感でストレスを感じやすい、
「繊細さん」が、繊細な感性を大切にしたまま、
楽に生きていくための具体的な方法がたくさん書かれた本なんですね!

その、繊細ではない人のことを、
この本では「非・繊細さん」と読んでます。

なんか、「敏感な人」と「鈍感な人」と呼ばないところに、
すごく心がほっこりする印象をもつことができますよね?
「鈍感な人」って言われるのはあんまりいい気はしないですもんね。

私は繊細さんじゃないんですが、
繊細さんとお付き合いして、大失敗した経験があります。
そんな経験が、きっと皆さんのお役立てるんじゃないかなー、と思い、
繊細さんじゃない人(非・繊細さん)に向けて、
彼氏が繊細さんだった場合の付き合い方を、
この本と、私の経験も交えて、ご紹介していきたいと思います!


アメリカの心理学者・エレイン・アーロン博士が行った調査によると、
繊細さは性格ではなく、
脳の神経システムに違いがあり、
生まれ持った気質の可能性が高いこと、
そして、その「生まれつき繊細な人」が
5人に1人の割合で存在していることがわかったそうなんですね。

結構多いですよね?

私は5人家族なので、家族に1人は繊細さんがいるってことですよね。

私も、恥ずかしながら、この本を読むまで、
繊細な人たちがいて、
その人達を「HSP」と呼ぶんだってことすら知りませんでした。

でも、この本を読んで、ここまで繊細な人達がいるのかー、と思って
読み進めていくうちに、
私の身近にもいたことに気づいたんですよね。

なんと、元彼
彼はね、今思うと、「あれはHSPだったかも!?」
いや、もはや確信的にそうだったな、って思ったんです。

私とHSPについて


3年位前に、付き合って1年弱で婚約して、
両家顔合わせとか結納までして、
犬を飼い、そして更には家まで買った彼がいました。

その人はかなり責任感が強くて、
プレッシャーもものすごいある、ストレスフルな仕事をしていました。
でも、私と一緒にいると癒やされるって言ってくれて、
婚約に至ったんですが、
一緒に住むようになったら、ちょっとずつ異変が見え始めたんですよね。

タイミング的にも、彼はものすごく変化の渦中にいたんですよね。
・仕事で独立
・引っ越し
・マンションを購入
・犬を購入
・婚約
・同棲開始

環境がものすごく変化しているときですよね。

繊細さんにとっては、大きな環境の変化とか、
引っ越しの模様替えですら慣れて落ち着くまで
非・繊細さんよりも時間がかかってしまうらしいです。

繊細さんではないと思う私ですら、ものすごーくドット疲れたので、
彼にとってはもう尋常じゃない超、めまぐるしい変化、
だったんだと思います。

もともとA型っぽい神経質な面もある人だとは思っていたんですけど、
さすがにここまでとは知らなくて、
同棲してから知るようになりましたね。

そして、
新しいマンションも、大通りに面していない、比較的静かな所だったのに、毎晩車の音がうるさくて眠れないといって、耳栓をして寝てました。

あと、
私が寝る前に携帯をいじってると、光は一番弱くしてたんですけど、
眩しすぎて辛いから本当に辞めてほしいって言われてましたね。

そして、アイマスクを付け始めたんですよ。
最初は「え?そのくらい問題ないでしょ?」って
「アイマスクもやりすぎじゃない?」って思ってたんですが、
彼の不眠症がひどくなってきて、これはリアルなやつだな、と思って、
寝室で携帯を触るのをやめましたね。

同棲して一ヶ月位たったら、その繊細モードに更に拍車がかかってきて、
全然眠れなくなっていたみたいで、せっかく買ったダブルベッドでも、
私が一人で寝て、彼はソファで寝るようになっていったんですよね。

そしてしまいには、
私の寝息にすら我慢ができなくなったみたいで、
ホテルとかに一人で泊まりに行くようになっちゃったんです。

そこまでいびきとかうるさくない方でしたし、
部屋もリビングと寝室だったので、
もうなにがなんだか私もわからなくって。。。

もともとA型っぽい神経質な面もある人だとは思っていたんですけど、
さすがに「ここまで神経質だったの?!」と、
同棲してから知るようになりましたね。

同棲して一ヶ月位たったら、その繊細レベルに更に拍車がかかってきて、
私の寝息にすら我慢ができなくなったみたいで、
夜も全然眠れなくなって、せっかく買ったダブルベッドでも、
私が一人で寝て、彼はソファで寝るようになっていったんですよね。

そしてしまいには、
出張でも何でも無いのに、家や会社近くのホテルに一人で泊まるように
なっちゃったんです。
私はいびきとかうるさくない方だったので、
もうなにがなんだかわからなくって。。。

一緒に飼いはじめた犬も、
まだ子犬だったので結構泣いちゃう子だったんですが、
「うるさい」と言って、「犬も愛せなくなった」と
言うようになっていきましたね。

もうね、ひたすらめーっちゃ悲しかったですよね。
あと2ヶ月で入籍!ってタイミングだったので、
どうしちゃったんだろう?って
心配でした。婚約中でラブラブで幸せ〜なはずだったんですが、
あの頃は毎晩泣いてましたね。

彼に、原因を知りたくて、どうしたのか聞いても、
「うまく説明できないから」と、
話そうとしてもらえませんでした。

当時は、彼は心を病んでいるんだと思ってました。
いや、病んでたかもしれないんですが、でもこの本に出会って、
「あ、彼もかなりの繊細さんだったんだ」と思うと、
ストンと何かが腑に落ちた感じで
ちょっと肩の力が抜けて涙がでてきましたね。

当時、辛そうな彼を理解してあげたいと思って向き合ったし、
彼が望めばできるだけそっとしておくようにしたけど、
お互いにイライラが募って、結局彼の方から、
もう一緒にはいられないから、と、婚約破棄となりました。

一人暮らししていた頃の家具家電はすでに引き払っていたから、
私は荷物を洋服しかない状態で、
新たに生活をスタートすることになりましたね。
いやー今思うと、あの頃は本当に本当に辛かくて
仕事どころじゃなかったですね。。。。笑

何が辛かったかって、
「彼のことを理解してあげられなかった自分」と、
「辛いことをどうせ理解してもらえない」
と彼に諦められていること、が辛かったですね。

あのときに戻りたいとは思わないけど、
彼に心を開いてもらって、一緒に生活することと向き合って、
感じていることとか悩んでいることを
そのままぶつけてきてほしかったです。
彼がHSPだったってことを知っていたら、
もっと早くこの本に出会っていれば
単なるすれ違いに終わらずに済んだんじゃないかなって
とっても後悔してます。

ということで、とーっても長くなってしまいましたが、
何が言いたいかと言うと、
自分の彼氏さん、または彼女さん、パートナーに


・ちょっと神経質すぎないかな?
・神経質で、いろんなことを考え過ぎでつらそうだな
・傷つきやすい子、ガラスのハートだな〜

って思う節があったとしてら、その人は繊細さんかもしれないです。
私の元婚約者がそうだったみたいに。

なので、
非・繊細さんが、繊細さんと上手に関わっていく方法を8つ、
ボリューム満点で解説します。
是非、参考にしてみてくださいね!

今日のトピック

①普段から「苦手」を把握しておく
②「どうしたの?」ではなく「どうしたい?」
③例え上手になってもらう
④諦めも肝心。わからないものを無理に察しようとしない
⑤自分が辛い時は、無理に尋ねない
⑥しんどいときは距離を置く
⑦計画をたてるときは余裕を持って
⑧頼ってもいい存在だと認識してもらう

きっと、HSPについて理解することで、
なーんだ、そういうことだったのか、と
必要以上に相手を心配せずに済むし、
繊細さんが悩んでたら、力になる存在になれると思います。
周りの人に理解を得られることで、
きっと繊細さんもちょっとずつ安心して、
自分の殻に閉じこもるのをやめて徐々に打ち解けてきてくれると思うし、
そのときは、繊細さんと、非繊細さんの間にも、
すごいステキな強い絆ができるんじゃないかと思います。

なので、ぜひぜひ、最後までチェックして
周りの繊細さんの手助けとなれる
非・繊細さんになってみてくださいね!


1,普段から「苦手」を把握しておく

人はそれぞれ価値観や考え方が異なる、といいますが、
繊細さんと非・繊細さんは、価値観や考え方の土台となる
「感覚そのもの」が違うそうです。
体の疲れにせよ、嬉しい、悲しいと言った感情にせよ、
感じる強度が全く違うんだそうです。

例えば、繊細さんである元彼は、
人混みは絶対にダメで、特に乗り物は本当に苦手でした。
極力電車に乗らずに済むように、職場のすぐ近くに住んでいました。
特に飛行機は、一度乗ったら長時間降りられないので、
絶対に乗れませんでした。

非・繊細さんの私と一緒に出掛けても、
私が「電車混んでたなぁ」と軽い疲れを感じているところ、
元彼は
「ものすごーーーーく疲れた、へとへとでもう一歩も動きたくない。
 今すぐ眠りたい。」と感じるレベルで、
帰ってからもぐったり速攻ベッドに横たわっていました。

何がそんなにダメなのか、当時はさっぱり理解はできなかったんですが、
この本を読んで、音や、人混みが耐えられなかったんだと思います。
私は電車も飛行機も大好きだったので、遠出できないのは辛かったけど、
彼が好きだったのでそんな事は全然我慢でできましたけどね。

なので、そういった繊細さんに対して、
・普通の人と違って変わってる変な人
とか、
・あなたがおかしいんだから、頑張って変わって、周りに合わせるべき
とか思わないであげてください。

とくに、大切なのは、
自分のパートナーが、どんな刺激を特に苦手としているかを
普段の話や行動などから把握しておくことです。

そのときのコツは、
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚、の5感のうち、
どれが一番鋭いかを把握して、それに重点的に対処すると言いそうです。

あと、私の元カレの場合は、
「人の話し声」「騒音・雑音」「香水のニオイ」も特に苦手でした。

マンションの上下階の物音や、私の歩いている足跡などにもかなり敏感に
反応してました。
なので、寝ている時は耳栓をしたり、
ノイズキャンセリング機能のいいイヤホンを使ったり、
洗剤や柔軟剤やハンドソープも無臭のものを選ぶようにしてましたね。


2,「どうしたの?」ではなく「どうしてほしい?」


繊細さんと非・繊細さんの感じ方はまるで違うので、
繊細さんの悩みについて、
どんなに「わかって」「察して」あげようと思っても、
非・繊細さんにはどうしても「わかって」「察する」ことが
できないそうなんです。

「背中の羽根が痛い」と言われてるようなもので、
自分にはないもの、繊細な感覚をわかってあげることは不可能ですよね。
わかってあげられないと、自分は力不足だと落ち込むだけかもしれません。

なので、繊細さんと上手にコミュニケーションをするためには、
無理に繊細さんの感覚を理解しようとするんじゃなくて、
「繊細さんがしてほしいこと」を聞くことです。

例えば、相手を心配するあまり、
「大丈夫?」「何が辛いの?」「何を悩んでいるの?」と
繊細さんを問い詰めてしまうのは逆効果です。
いっぱいいっぱいの繊細さんは、
「責められている」「自分が困らせている」と感じ、
更に追い詰められてしまうそうです。

なので、問い詰めるのではなくて、
「私にしてほしいことはある?」
「一人にしてほしい?」
「話を聞いてほしい?それともそっとしておいてほしい?」
など、繊細さんが何を望んでいるのかをちゃんと確認すると良いそうです。

そしたら、きっと繊細さんも
「しばらく一人でゆっくりするから、
 部屋から出てくるまでは声をかけないでね」
「落ち着きたいから電気を消してくれる?」

と望んでいることを言ってきてくれるはずです。
「まぁ、そのうち元気になるだろう」ぐらいの気楽さで、
構えておくと良いそうですよ。

3,例え上手になってもらう

繊細さんは、非・繊細さんよりも、感受性が豊かなので、
自分自身の感じ方が相手に伝わらないことが多いです。

「彼氏や彼女に自分の繊細さが通じない」
「妻に言葉が通じなくて辛い」と、
思ってしまうんですね。

自分の感じ方を相手に共有できるようになることは、
普段の会話とか、配慮がお互いスムーズにできるようになるので、
とーっても大事なんです!

そのためには、相手に例え上手になってもらうといいんです。
ここで、例え上手になるためのSTEPを紹介します。

STEP1:同じものを見て、感じ方を伝えよう
例えば、
繊細なパートナーが「テレビの赤いランプ」が気になっているとします。
小さな明かりなので、非・繊細なあなたは全く気になりません。
でも、相手にとって、それが気になって不快な様子だったら、
どんな風に不快に思うのかを聞いてみましょう。

STEP2:非繊細さんにとっても、すごく嫌なものに例えてもらう
例えば、非・繊細さんだとしても、繊細さんから、
「あの赤いランプが私は気になっている。
あなたにとって超苦手な毛虫があの場所にいつもいるぐらい気になるの」と伝えられたとします。
これなら、非繊細さんでも、どのくらい不快でぞわっとするのか、
すぐ理解できると思います。
自分にとって嫌なものに例えるのがポイントですね。
こうすると、相手の感じ方をより鮮明に理解することができるんですね!

4,諦めも肝心。わからないものを無理に察しようとしない


これも、かなり大事なことらしいんです。
どんなに例えてもらって、一生懸命伝えてもらっても
全く理解できないこともあります。
理解できないと伝えると、パートナーに
「俺の説明の仕方が悪かったのかな?」
と悩ませてしまうかもしれません。

著者の武田さんも、お母さんに、
「夕飯の準備をしているときのまな板をトントンする包丁の音が
 いつもより強く聞こえてきたとき、不機嫌なのが伝わって嫌だ」
と伝えたことがあるそうなんですが、
全く理解されなくて困ったと言います。

その話し合いから数年後に、武田さんは、
「不機嫌な音が苦痛だって感覚が、父も母も本当にわからないんだ、
そもそも理解することができないんだな」
って気づいたそうなんです。

家族ですら、自分の感覚や気持ちを理解できないのに、
他人がそんなに簡単に理解できるわけないんです。

なので、どうしてもわからないものは、無理に察しようとしないこと。
繊細さんは、理解に苦しむ姿を見て、分かりあえない寂しさや、
共感してもらえないことや感覚の違いにがっかりして、
落ち込んでしまうかもしれません。

でも、ある程度分かり合おうと努力してダメだったら、
「そうなんだね」「そう感じているんだね」と割り切って、
共感までは行かずとも、理解を示してあげて、先程同様、
ただただ「相手がどうしたほしいのか」を聞いて
力になってあげればそれで十分なんです。

5,自分が辛い時は、無理に尋ねない。

いくら繊細さんが辛そうで心配になっても、
自分も余裕がないときであれば、
相手のことを受け止めてあげられないかもしれません。

自分に余裕のあるときに、余裕のある範囲で聞く事が大事です。
特に、繊細さんは、一緒にいる相手の影響を受けやすいといいます。
相手が楽しいと、自分も楽しいのですが、
相手に余裕がないと自分も余裕をなくしてしまう。まさに鏡状態ですよね。

なので、相手が余裕のない自分につられてしまわないためにも、
そうしたときは別々の部屋で過ごすとか、
元気になるまで待ってもらう、とか
相手を気遣う前に、まず自分に余裕ができるまで待つようにしましょう。

特に、引っ越しでバタバタしていたり、
転職など季節の代わり目で体調を崩しやすい時期や、
環境の変化が多い時期は要注意だそうです。

私も今思うと、お互い、
引っ越しと転職の真っ只中だったので、完全にそれに該当してました笑

6,しんどい時は、距離を置く

いくら日頃から話し合いを知て、
お互いにそれなりに意思の疎通が取れていたとしても、
うまくいかないときはあります。

お互いに話をしているはずなのに、
なかなかうまく気持ちが伝わらなかったり、
繊細さんが、伝わらないことに苛立って諦めモードになって、
気持ちはすれ違うばかり、ってことになってしまうかもしれません。

そんな時は、お互いに、話し合って、
大まかに期限を決めた冷却期間を置きましょう。
お互いに少し距離を置くということです。

そうすると、少しの期間、距離を置くことでお互いの存在の大事さや、
自分の良くなかった対応に気が付くことができます。

物事の真っただ中にいるときは、俯瞰で物事を見れなくなって、
判断を誤ったりしがちです。
いったん離れてみると、物事の全体像がよく見えて、
自分が何をすべきかがわかってきたりするもの。
人間関係も同じです。

特に、繊細さんは、一人の時間がとっても大切なので、
相手のことが気になって仕方がなかったとしても、
頭を冷やすための時間を作ってあげましょう。

7,計画をたてる時は余裕を持って

繊細さんにとって、デートや旅行は、楽しい半面、
かなりの移動疲れ人混み疲れを引き起こします。

なので、計画を立てるときはまず、余裕をもつことが重要です。
そして、気を付けてほしいのが、繊細さんが消耗するのは、
「体力」よりも「頭」だということ。
例えば、

・できるだけ交通手段は満員電車よりも、車にする
・デートは人混みや混雑してる場所を避ける
・1日にたくさんのことを詰め込まない
・音や光の刺激の強すぎるところ(クラブや花火大会など)は避ける

など、繊細さんのパートナーにとって
本当に大丈夫なレベルの負担なのかどうか、
常に気遣ってあげることが大事です。

8,頼ってもいい相手だと認識してもらう


非・繊細さんの方から、
「相手がしてほしいこと」を確認することができても、
繊細さんが、”自分から人を頼る”っていうのは
とってもハードルが高いそうです。

仕事で忙しくって明日のプレゼンの準備でいっぱいいっぱいなのに、
今日のご飯の当番や、娘の送り迎えも全うして、
でも頭の中は、「あれもこれもしなきゃ」と、
ストレスでパニック状態になっちゃうそうなんです。
「彼女も仕事で忙しいだろうから」
「妻も家事や下の妹の面倒で大変だから」と
「今日だけ変わってもらえないかな?」の一言すら
言えなくなるらしいんですね。
あと、「お醤油とって」って簡単なお願いすら、
できない人もいるそうなんですよ!

繊細さんは、相手の状況や立場に自然と配慮するため、
なかなか気軽に「手伝って」と言えないんです。
また、「こんな事お願いして嫌がられないかな?」とか
「自分ですればいいじゃん」「面倒くさいと」って思われないかな、
みたいに、かなり深読みしすぎてしまうんですね。

なので、非・繊細さんがしてあげらえることは、
前もって、どんな些細なことでも、
頼みやすい雰囲気を作っておいてあげること、です。
自力で頑張ってきた繊細さんの中には、一人でなんとかすることが
当たり前になっていて、「頼る」「誰かに相談する」という選択肢が
そもそも頭に浮かばなかった、という人が多いそうです。

まずは、相手に、
「私はあなたの味方!あなたが頼っていい存在だよ」と言って、
「頼れる存在であること」を印象付けてあげましょう。
最初は頼むのに抵抗を持つでしょうが、
日常的にそういう習慣を作ってあげると
だんだん慣れてきて頼み事ができるようになるそうです。

そして、”頼み事ができても相手を気遣ってお願いできない”、
という事態を避けるため、
「勝手にこちらの状況を推測せずに、言葉で確かめてね」と
釘を打ちましょう。
相手の状況に配慮しすぎてしまうのは、
繊細さんのいいところでもあるのですが、
それだといつまで経っても繊細さんは一人で悩んで抱え込んでしまいます。

「無理だったら無理と言うから、
 まずは、なんでも言葉にして頼んでみてね」と伝えてあげましょう。

そして、もし頼まれごとへの対応が難しい場合でも、
「無理なことは『できない』って断るから、まずは遠慮なく頼んでみて」
「もしできなかったときでも、あなたを嫌いになるわけじゃないんだから、
落ち込む必要はないよ」と伝えて、相手を安心させてあげましょう。

こんなふうに約束していても、
まだ、いざ頼むっていうシチュエーションになったら、
繊細さんはドキドキして、頼み事をできずにいるかもしれません。
そんなときは、直接じゃなくて
「LINEで頼む」
「紙に書く」
より頼みやすい状況を作ってあげると言いですよね。

お互いが言いたいことを伝えあえるようになると、
心配しすぎたり、深読みしすぎたり、
ということがなくなるので、とっても気持ちが「ラク」になります。

「困ったら頼んでいいんだ」「この子は信頼できる」と思われると、
「この子は俺のことを理解してくれる、唯一の最強のパートナーだ!」と
思ってもらえるようになるんです♪


「繊細さん」診断 


ちなみに、自分は繊細さんなんだろうか?
そう思ったら、概要欄に、著者の武田さんの
診断テストのページを張っておくので、試してみてください。
HSPの提唱者であるアメリカの
心理学者・エレイン・アーロン博士が作成した自己テストです。
https://sensaisan.jp/aboutsensai


本日のまとめ


ということで、今日は、
【繊細さん】のパートナーをもつ、
非繊細さんが気を付けてほしい8つのこと
というテーマでお送りしました。

繊細さんも、非・繊細さんも、
お互いの違いを知ることで、すれ違いを防いで、
強い信頼関係を築くことはできると思います。

なにはともあれ、黙ったままでは伝わらないので、
「言葉で伝えあうこと」「話し合うこと」を大事にしてみてくださいね。

前の私のように、
繊細さんのパートナーがいて、とう接したらいいのかわかない、
少しでも力になってあげたい、と思っている方に
ちょっとでも参考になったら嬉しいです!

ここまでかなり長かったのにご拝読いただき、
本当にありがとうございました!👯✨

また女子に役立つ書籍をご紹介するので、お楽しみに〜!!!

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